カテゴリ:ひとりごと
高齢者の方で、介護認定は受けていないが、
今後、要介護を受けないように、支援をする活動。 とかって、内容の物を目にした。 「生きがい活動支援」というそうだ。 コミセン等に高齢者を集めて、 趣味の活動、健康体操などを行い、コミュニケーションをとってもらい 生き生きとした生活を送ってもらうための物らしい。 良い事だとは思う。 けど、こういう活動に参加できない、 参加しない高齢者をどうするのだろう? 少ない介護職の微々たる経験から、レクリエーションをしてもらうのが 中々大変な事だと知っている。 介護施設などのレクリエーションといえば、 絵手紙 書道 押し花 折り紙等の手芸類、 ペットボトルなどを再利用した、ミニボウリングや、輪投げなどのゲーム カラオケや皆で歌を歌ったり。 常々思ってはいたんだけど、この手のレクリエーションって、 おばあさん達がやりたがる物が多くない? 歌はともかく、手芸の様な事なんか特に。 絵や、書道の好きなおじいさんだって、確かにいらっしゃるけど、 7割くらいのおじいさんが、楽しそうにやってない。 無理やり参加させるのは生きがい活動なのだろうか? おじいさん(そういった事がきらいなおばあさんも)が 楽しくできる事には何があるのだろう? 音楽なんかは割りと盛り上がるけれど、中には 「うるさい」とおっしゃる方もいる。 もちろん、施設なんかでは強制はしないけど、 レクに参加しない方は自室に篭ってしまう。 好きなテレビ見てる方が良い。 という人なら、それが楽しいのだろうから構わないけれど。 施設でさえ、レクに参加してもらうのは中々大変なのに、 自宅に居る高齢者を引っ張り出すのは もっと大変だろうなぁ…と、思う。 どういった事をすれば興味をもってくれるのだろう? 人付き合いの苦手な人だっているだろうし… しかし、引きこもった後、介護が必要になると 今度はその家族、身内に多大な負担がかかってくる。 高齢者と、その介護をする人への負担を減らそうとしている 活動なんだろうな、冒頭の活動は。 高齢者の生きがいを支援する。 言葉よりもとても難しい事だと思う。 生きがいなんて、感じ方は個人で違うし、 生き生きとした、元気なおじいさん、おばあさんが増えるのは とても良いことだけれど、現実は難しい… 介護保険法だの、介護予防法だの作っていくのは良いけど、 その、現場に直面している人達の事を 法律作る側の人間はもっと把握して欲しいなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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