地球人スピリット・ジャーナル1.0

2009/02/11(水)16:50

ジャック・マイヨールの海と夢

レムリア(108)

 「ジャック・マイヨールの海と夢」 2002/7 アニプレックス  「琉球古陸=ムー大陸」説の調査に協力したジャック・マイヨール。木村政昭は、その著書「海底宮殿」をジャック・マイヨールに捧げている。ああ、こういう生き方があったんだなぁ・・・。    「地球上の生命はみんな海から生まれた。地球がすべての生物であるとすれば、海はその子宮である。」  「地球にとって人間なんてものは無に近い。火山の噴火や大地震---その気になれば、地球は人間をふきとばすことができる。そんな時に都会にはいたくないと思う。自分がもっとも好きな場所で人生を終えたい。それがわたしの場合、海なんだ」  「人は死というもののことを、気にしすぎていると私は思う。クジラやイルカやライオンなど本当に賢い動物は死のことなど無視して生きている。潜る時に恐怖を覚えなかったのは、私も死を無視していたからだ。死の可能性に挑戦することは、自分が生きているという実感を与えてくれる。だからと言って、私が愚かなわけではない。時速160マイルで車を走らせるような、無意味な危険はおかさない」  「これはイルカに対する友情、愛のあかしだと私は思った。一緒に潜って遊ぼうとイルカに言ったんだ。イルカたちはついてきた。楽しんでいるんだ。最初は20メートルが限度だった。そこまで行くとひょいと海面に戻ってしまう。しかし、やがて深く潜ることを喜ぶようになった。深海のブルーの世界へ、人間がイルカを導いたわけだ」  「自分が幸福だと思っているものだけが、周囲の人々を幸福にできる。だから私はイルカと一緒にいることにした。イルカはいつも幸福で、楽しく暮らしている。楽しみのために生きる秘訣を知っているのさ」  「今まで世界中で野生のイルカに出会ったけれど、これほど大きな群れと、これほど親密になったことはなかった。イルカは精神的なエネルギーを注入してくれる。たしかに何かが伝わってくるんだ。だから、彼らと泳いだ後は、心が充電されたような気分になる」  「私は人生のすべての瞬間を楽しみたい。だから、時おりここに来て、海と空を何時間も見ている。ここには何もない。それがいいんだ。都会にはものがありすぎるから」  「この青い青い海の深みの先に、広い空間がある。私の求める自由がある。ほんのしばらくの自由だが、それが私には大事なのだ。地上ではすべてが管理されている。国家や習慣や警察が、人をがんじがらめにしている。それに比べれば海の中は自由だ」  「この大きなクジラこそ、叡智のシンボルだ。彼らには、われわれ人間を別にすれば、敵はいない。恐いものがない。だから、彼らは心優しく、高貴で、思索的なのだ」  「私はシルバーバンクという海で、クジラたちに出会ってきました。クジラこそは海の魔法使いです。私はあるクジラの母と子の親密な戯れを自分の目で見ました。私はまず自分の心の中の静寂を聞き、それから彼らの愛の歌を聞きました。心奪われて、ずっとその場にとどまって、聞いていました。その歌のメロディーも豊かで、神々しくさえ響きました。人間の知性を越えて、もっと深い意識の奥へ浸透してくる声だったのです。このすばらしい海のマジックを、皆さんと分かちあえることを祈っております」

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