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カテゴリ:童謡
ミィは床に入っても何だか寝つかれずふと思った。 「あぁ、歴史的政権交代の衆議院選挙も終わって、フィリピン・アキノ政権誕生の時のようなお祭り騒ぎに翌日はなるのかと思いきや、人々も街も普段と変わらない」。 「今の国民は冷めているというか、民主党に期待してないというか、怒りを忘れたというか、まぁ、民主党の比例東海ブロックで初当選した磯谷さん(杉村太蔵の女性版といわれている)みたいに「名簿に名前を載せただけ」で衆議院議員になってしまったりするからしらけるのもわかるけど」。 「この国はどこかおかしい?」なんて考えていたら、またどこからともなくあの童謡が聞こえてきた。 唄を忘れた 金糸雀(カナリヤ)は(国民のことなど忘れ屁とも思わない政治家は) 後の山に 棄てましょか(選挙で大量落選させましょか) いえ いえ それはなりませぬ(あの惨敗でも自民党は119議席、公明党21議席残る) 唄を忘れた 金糸雀は(ノリピーは清純派アイドルだったことを忘れ覚せい剤使用で逮捕) 背戸の小薮に 埋けましょか(鉄格子の留置所に入れられた) いえ いえ それはなりませぬ(押尾学同様、拘留先から保釈金積んで保釈されるのか) 唄を忘れた 金糸雀は(文化、教養を忘れバラエティ番組ばかりのマスコミは) 柳の鞭で ぶちましょか(視聴率という鞭でたたきましょうか) いえ いえ それはかわいそう(無理無理、バラエティ全盛でかわいそうだけど一億総白痴化はまだまだ続く) 唄を忘れた 金糸雀は(怒りを忘れた国民は) 象牙の船に 銀の櫂(一部の富裕層のためだけの経済対策という政府の櫂に操られ) 月夜の海に 浮べれば(気がついてみたらどん底不況の荒波に倒産、失業、借金だらけ) 忘れた唄を おもいだす(普通に生活していたあの頃を思い出す) -------------------------------------------------------------------------- どうでもいいけど、「歌を忘れたカナリア」の本歌詞ってコワー! 「モー何これ、こんな世の中嫌っ!」ミィは誰に言うともなく怒りをぶちまけたが、それはシーンと静まり返った部屋の中で空しく響くだけでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.09.02 01:17:00
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