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カテゴリ:こんな事した日
庭園日本一の島根の足立美術館。
みなさん館内から遠くの山々を借景にしたそれはそれは美しい庭園をみるわけです。 右奥には滝なぞ見えたり。 その滝も人ん地の山だったから、意を伝えて15メートルの滝作ちゃった♪という人工の滝なのです。 でも気になります、「見立て」のスバラシイ庭園なので その滝のある山も遠くの山もず~~~~っとこの庭園つづきにあるような... その「ウラ」どうなってんの?! というわけでで、前日感激のあまりず~っとみていた庭園を今日は一周することにしました。 創設者の足立全康さんも、裏手の小川ぞいと1時間かけて散歩をよくしていたというので、それに真似て(笑) ※画像はあとで載せます。 ■チェックポイント1 池の庭園から、喫茶室があって、奥の奥までず~っと木々が重なっております。 ど~なってるの? □裏からみてみたら... すごい計算されていた。道路を挟んで屋敷があって、その玄関口まで木が重なるようにスペースが空けられていて、庭園からみるとその空間までが庭の奥行きに演出されていた。参った! ■チェックポイント2 庭園の松や木。 ど~なってるの? □裏からみてみたら... 庭園裏には、庭園用の松や木々がさながら林のように管理されていました。 1本1本番号が振ってある名札が付けられていて、大切に管理、養生されている。 庭園の表舞台とちがって、楽屋みたい。 庭師さんも大変だ。そういえば外人の庭師さんも館内で見かけた。ワールドワイドだ。 裏手に小川が流れていて、美術館の裏舞台の木々の木漏れ日としばし時間をわすれました。 ■チェックポイント3 メインの庭園の右奥に見える滝。あそこも敷地内? ど~なってるの? □裏からみてみたら... 舞台裏の林と小川の横に公道が通っています。 信じられないことに、あの滝は公道よこにある小高い岩のような山。 すぐ下には古びたお地蔵さんが祀られていましたが、真横の民家の庭先のようにもなっていて、駐車場所でもあるようです。 公道沿いには、美術館の庭園に敷かれる砂や、砂利の置き場があって、その奥からすぐ山。だまって入ってみて、途中まで登ってみました。思った程高くありませんが、滝の横には庭園から見える配置よく植えられた黒松と白い地面のコントラストがよいです。 とても日常風景な感じ。。 ■チェックポイント4 借景とは分かっているが、遠くに見える山々、 ど~なってるの? □裏からみてみたら... もちろん、庭園からはるか彼方の山並みなので 田園風景が...のんびりとした田んぼの緑が目に飛び込んできます。 庭園からみえるとず~っと続いている風に思えますが、 もちろん間だには道があり、車も通り、電線もあり、人々の日常があるわけですな。 足立美術館は京都にみられる庭園とは根本的に何かがちがうと思いました。 日本庭園には「見立て」「借景」は大事な要素ですけど なんだろ、うまくいえない。 でもちがうんだと思えました。 地元の自然、遠く能登から運んできた庭園の松、なんだろ...。この感じ。 言葉がたりなくてかけませんが、ぜひ足立美術館を訪れて「この感じ」を味わってほしいものです。 どの季節にきてもその季節を充分楽しめる良さがある庭園も珍しいですよ。 マジで、まじで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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