のだめカンタービレ(#1)
2007年最初の一冊はこれ! たまたまつけたTVで、このドラマをやっていたのですが、 気が付くと、すっかりはまってしまっていて、 その後は、最終回までしっかりと見てしまいました。 でも、お話の最初の展開は不明のまま……。 ということで、大晦日に本屋さんに出かけ、 とりあえずは、#1から#3までを一気買い。 そして、除夜の鐘を突きに近所のお寺に行ってきてから、 年明けとともに読書開始。なるほど、こんな感じでお話は始まったんですね。ピアニストの父に連れられて、世界中の舞台を見てきた千秋真一。バイオリン、そしてピアノを自在に弾きこなすが、目指すのは敬愛するセバスチャーノ・ヴィエラと同じ指揮者。ところが、飛行機恐怖症のため海外に渡ることができず、日本の中で、悶々とした日々を過ごしている。そんな千秋の前に現れたのが、同じマンションで隣の部屋に住む「のだめ」こと野田恵。ゴミの中で美しく響くピアノ・ソナタ……以後、なぜか千秋は、のだめの部屋を掃除してやったり、彼女のために料理をしてやったり、髪の毛を洗ってやったりとボランティア(?)に励むことになってしまう。千秋は、のだめとの連弾を通じて、彼女のピアノセンスを確信。以後、熱心に彼女のピアノの指導をする。また、のだめとの縁から、峰龍太郎の試験のピアノ伴奏を手伝うことに。その出会いが、龍太郎を本気でバイオリンに立ち向かわせることになる。千秋が、二人の音楽への情熱に灯りをともし、その二人との葛藤が、千秋の音楽への情熱に灯りをともしたのですね。三人の今後の活躍に、否が応でも期待が高まる#1でした。