いざこざの外

最近「布良（フラ）」というボディータオルを使い始めました。
家族揃ってクーラーに弱いくせに、肌が弱いため
汗をかくたびに石けんを使って洗っていたら大変な状態になるので
「石けんを使わずに汚れを落とす」といううたい文句に惹かれての購入。

それまでサボテンから作られたボディークロスも使っていたので
柔らかいオーガニックコットンの肌触りは新鮮だったのですが
物足りなさを感じたというのも正直なところ。
だけど数回使っていると、肌の潤いが明らかに変化してきていて
あせもの後はカサカサ・バリバリに皮が剥けて乾燥する肌が
落ち着きを取り戻しています。

物足りなさから過剰だったことを知る、そんな感じでしょうか。
そして足りていたことに気付いてから、色々と反省をします。
足りていた時に、どうしてもっと良さに気付けなかったのか。
どうしてもっと、感謝出来なかったのかと。
その繰り返しです、基本的に。

９月から１０月。
私は旦那がいなくなったらどうしようと、毎年不安になります。
又、逮捕されちゃう！と考えている訳ではないのですが
何か悪い事が起きるのではと、ネガティブな考えが浮かんで来て
何が起きるのか分からないまま、何とかしなくては！と躍起になります。

躍起になって何をするかと言えば、何もしませんが。
ただ旦那が今いなくなったら、私はどんな後悔をするのか。
私がいなくなったら、みんなはどう思ってくれるのか。
それを考えるだけ考えてます。

私自身は何の技術も特技も持っていないし、人間も平均的。
人付き合いが多い訳ではないけれど、厭世的という訳でもない。
妻や母親としては一応及第点を取っているかなというレベル。
相手にも厳しいけれど、自分に対しても容赦ないので疲れやすい。
自分で書いていて、結構面倒くさい人間かもなぁと思います。

だけど私の一番の価値は、旦那と一緒にいられること。
旦那のことを人として尊敬することが多い中で
選ばれて長い時間を共に出来ることを許されたのは幸せ。
理由はどうであれ、彼に選ばれた事は私の威張れるところ。

だから大事にしろって言われるんですけど、行動が伴ってません。
派手な喧嘩もするし、旦那の愚痴を友人にこぼすし
しかも育児でテンパって来ると、他の家事は適当チョップ。
なので秋は色々と思い出して苦しい時期でもありますが
これから家族を大切にしているコトを、きちんと行動で表そうと
決意を新たにする時期でもあります。

痛い目に遭わないで、こういう時期を作れるだけの人間だったら
あんなトラブルにも巻き込まれなかったのかな、と思いつつ。
人間が出来てないから、こういうジタバタ月間があるのは
丁度良いくらいに考えて、今年も乗越えます。

今日の絵。昨日に引き続き「クルーン業」のもう１枚。
ちょっと分かりにくいですが、サイボーグの絵です。
ここの会社から来る仕事は時折、奇妙な設定があるのですが
旦那の好きなジャンルも多く、この絵ももしかしたら
楽しんで描くはずだったのではと思ってます。