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テーマ:子供の習い事(2485)
カテゴリ:英語やら学習のこと
ぶっ。硬いタイトルです(-m-)。
でも最近教育(子育て)について考えさせられることが多いです。 とりあえず今回は第一弾。 某秘密サイトでお友だちになったTさんに悩み相談のメールを送ったら、下記のようなお返事が返って来ました。 (あ、もちろんTさんの了承は取ってます) 長文です。私のHN部分とTさんの顔文字は(どうしてもエラーが出て書き込めなかったので)修正してます。 :::::::::::::::::::::::::::::::::: さて、メールの件だけどね。 う~む・・・教育論ですか、また随分と高度な話題を・・・(笑) いや、でも・・・これって、難しい話よね。思考自体人それぞれ、だしねぇ。 でも、とりあえず私が感じた事を。 まずは・・・メールを読んで一番初めに感じた事。 「ぷりりんさん達は、なんて幸せなんだろう!」だったです。 ホント、羨ましいです(^・^) と、言うのも、ウチはね?今でこそこうして居られるけど、凄く貧乏だったんですよ、子育ての頃は(^^; その日の子供のミルクを手に入れるのが精一杯で、子供に習い事をって考えられない位に大変だったの。 貧乏体験はヤマほど有る(笑) 実はね、私。 長男坊が1年生、お嬢が2歳6ヶ月、次男坊が6ヶ月の時にね、マジ、死のうとしたのよ。 親父殿と二人。もう、どうしても・・・何を頑張ってもダメでね、二人で決めたの、死のうって。 私達夫婦って、親父殿が高2で17歳、私が19歳の時に一緒になったのよ。 勿論、周りは大反対。で、その結果、駆け落ちってヤツ(笑) 私、母子家庭だったからね、母親も貧乏だったし。 そんなこんなで小さい頃から親戚にも馬鹿にされてたし。 なもんだから、私達には親を含め、周りには頼れる人達が居なかったの(^^; 17歳と19歳の子供が子供を育てる・・・。今、考えてみれば無謀だわ。 必死で働いても親父殿の頂いてくる給料なんて10万もいかないし、私は働けないしで、そりゃー大変。 入籍できたのだって、親父殿が20歳になるのを待ってだったから家族手当さえ出ない(^-^;) でも、二人で一生懸命頑張ったのよ。 なのに・・・ダメで。全然!全く!ダメで。とうとう、死のうって(^^; でね、計画を立てたの。死ぬ段取りってーヤツ? 親父殿が長男坊の、私は6ヶ月の次男坊の首をね、一緒に「1、2の、3」で絞めて・・・って。 お嬢はその後。最後は・・・二人で心臓刺しあうって。 そんなんで死ねるかどうか、今は疑問。だけど、その時は本気。 だから、ね。 子供を寝かしつけた後、二人でナケナシの3千円を手に近くのファミレスに行って最後の晩餐もどきをした。 当時、そういった所での500円の食事でさえ憧れだったのに、一人1500円の食事はなんてリッチなんだ?って二人で感動したりしてね、美味しく頂いた。 不思議なもので、死ぬ事への恐怖なんて全然無くてね、どっちかって言えば・・どこかにお出かけ、みたいな?ワクワクした気分だったんだよね。 なので、笑顔。嬉しくてしかたのない笑顔が出てくるの。変よね?コレ。 充分堪能し帰宅して、予定通りに子供達の所へ行ってお互いが手を首に掛けて・・・。 って、そこまでした所で次男坊が凄く熱くなってる事に気がついて。 ・・・バカだよね?死のうって人達がその後とった行動は、慌てて次男坊を近くの病院へ担ぎ込むって行動(笑) お金、全部使っちゃって無かったからね、病院に電話した時に聞いたのよ。 「お金が有りません。それでも診て頂けますか?」って。 そしたら怒鳴られた。「金より子供!!さっさと連れて来い!!アンタ、親だろっ!!」って。 次男坊は肺炎になりかけててね、やっぱり二人で説教喰らっちゃった。 その説教、今でも鮮明に覚えてる。お医者さんの声も、その時の目もね、全部覚えてる。 一番、残ってる言葉は、「親なら、子供の為に形振り構うな!見栄も恥じも外聞も、全部かなぐり捨てろ!」かな。 2時間、説教頂いて帰宅してね、そんで・・・二人で笑ってしまった。 「な~に、やってんだか・・・」って、腹がヨジレルくらいに笑ったなぁ、あの時は。 んで、その時に親父殿に言われたのよ。 「もう一回、俺にチャンスちょうだい、もう一回だけついて来て。10年後、必ずリッチにさせるから、絶対笑ってるから」 それから10年後。 リッチじゃぁなかったけど、確かに笑ってた。 家族皆で笑顔。 ウチの家族、凄い最強なんだよ(笑) だって、負けない。何があっても負けない。 辛い事や悲しい事、やりきれない事だって人様以上にあるけどね、鼻で笑い飛ばす。 と、まぁ・・・。長くなってしまったけど、これが私の原点。 「親なら、子供の為に形振り構うな!見栄も恥じも外聞も、全部かなぐり捨てろ!」 コレが私の教育方針の基準なの。 貧乏だったからね、どんなに想っても我が子には塾の一つも通わせられなかった情けない親だけど。 その分、愛情たっぷり振り掛けて、これでもかってくらい手を掛けて育てた。 そりゃー、周りで「超親バカ」ってウワサするくらいには手を掛けたわ。 悪さをして怒るときゃー半端じゃーない。 往復ビンタ、何発もカマシたし。説教だって永遠続くし。とことん話し合う。 褒める時は、こんでもかってくらいにチューし捲くって(笑)その後には、なんで褒めるのか、反対にどうすると怒られるのかを話して聞かせる。 勉強は学校任せ。 でも、精神的なものは徹底してウチでってね。 本を読むのが苦手なら、私が読んだ本や創作した話を寝物語に話して聞かせれば良い事。 算数の計算が出来ないって言うのなら、私が教えれば良い。 学年が上がり、私が解らなくなってくるってーのなら、直に学校の先生に私が教えてもらいに行けば済む事。 英語もしかり。理科だってそう。 彼らが卒業するまで、私、何回通ったんだか(笑) 月謝、私の分も払わなくてもいいのかな?って思うくらい通った。 「お母さん、ピアノ習いたい」って言われた時は眩暈したけど、近所のお嬢のお友達を呼んで、「おばちゃんに、教えてくれない?」と頼み込んで私が覚え、で、お嬢に教えた。 すべからく、私。 習字だけは親父殿。彼は段持ってるから助かった。 ウチの子達は確かに、何か級とか段とか・・・そう言うの持ってないけどね、取りあえずは不自由しない程度のものはある。 ピアノもそこそこ弾けるし、ギターも弾く。最近はドラムもベースも覚えたらしい。 ソロバンだって弾くしね、お陰で暗算得意になったっぽいです。 英検は中学時代にそれぞれ順調に取得してきてるし、なんの不自由もしてないです。 長男坊、次男坊は柔道をやり、お嬢は剣道。 それぞれ段を取得。(長男坊は2段、次男坊は3段、お嬢は2段) PC検定もそれぞれ持ってる。 ワープロ検定も、日照簿記検も(次男坊も今年から取り始めた) 私が大変だったのは、子供達が小学校辺りまでかな。 高校受験の時も大学受験の時も。 私がしたことって、カリカリイライラし始めた彼らの気分転換を図ってやる事くらいしか出来なかったしね。 周りから「○○の塾へ通わせてるの」とか「ウチの子××の習い事をさせ始めたのよ」なんてね、いっぱい聞いて来たけど、私には無縁のお話だったから(^^; 他人に比較されたりもしてね、すっげームカついたり悔しかった事も度々だった。 でも、そんなのは親の・・・てーか、私の見栄の一つだから腹も立つんだろうし、ね? 見栄や恥や外聞なんてーのを捨ててしまえば逆に比較した人達が、そこの子供達が可哀想に見えてしまって・・・。 聞いてて、凄く羨ましかったけど、でも、ウチにはウチのやり方があるさ!って、強がってみたり、はたまた本気でそう思ったりと揺れ動きつつ、自分の心に刺さったトゲと格闘してたなぁ。 だけど、今はね。 これで良かったと心底思ってるんだ、私。 ねぇ、ぷりりんさん。 我が子への教育方針ってさ、その子の親にしか解らない事があると思いません? 他所の家の子がどうあれ、我が子だけを見詰める。 我が子だけの為に我が子を育てる。 「当たり前の話じゃん?」なんて思うけど、それって・・実はなかなか大偉業だと思わない? 親のエゴにならないように、親の自己満足にならないように、ってするの、結構難しい。 子供の為!とか言っても、はたと気付くと親の自己満足に変換されている時って結構あるもんだしね。 そこの所さえ気を付ければ、子供は真っ直ぐ育つ。 そんでもって、多少失敗しても、子供は解ってくれるもんだよ。 だって、ねぇ?血は争えないよ?自分の分身なんだもの、子供って。 どこか思考が同じなのよ、似たもの同士だもん(笑) だから、もし間違っていてもよ?我が子はそれを受け止めれるみたいよ。 要は、他人の教育方針で育児をするのでは無く、自分自身、独自の教育方針でもって子育てをするのが良いと、私は信念してるの。 ただ。人の言葉や経験に基づくものだったり、どんなにキライな人のお話でも、「これは学ぶべき」と思う事は自分の教育方針の中に取り入れるって言うのは大切な事だと思う。 全く同じにする。って言うのじゃぁなくって、「良い」と思うものを素直に取り入れ、「こう言うのはイヤだな」と思うのは取り入れない。 そうやって思考錯誤を続けて行くうちに、独自の我が子の為だけの教育方針が固まって来るものじゃーないのかな? 最初から出来上がった立派な親なんて居ないと思うもの。 親バカ上等!我が子に手を掛け過ぎ過干渉の何がいけないの? 親なんだもの、それって当然でしょ! そんなんで、落ち込んじゃーダメよ、ぷりりんさんv もっと自信を持ちなさいってば(^_^) ・・・・・な~んてね、メールを読みながら思ったのでした。 エラソ~にペラペラと・・・す、すみません<m(_ _)m> しかも、無駄に長いし・・・。 ぷりりんさんの求めている様な返答でも無いとは思うけど、何かの・・・僅かな足しにならないかなぁ。 :::::::::::::::::::::::::::::::::: これ読んで・・・まぁ色々とショックだったんですが・・・。 どんなにお金を掛けても、うちの子はTさんとこのお子さんみたいに強くも優しくもなれないと思うんですよね。 私のやってること(子ども達への教育)って所詮ゆとりのある者の道楽なんだろうか、 頼まれてもいない『転ばぬ先の杖』なんだろうか、 結局は子どもを甘やかしているんじゃなかろうか、 私の見栄や外聞のためにやってることなんじゃなかろうか、 とか考えたり。 他にもいろいろ考えたんですが、全部は書きません。 受け取り方はそれぞれだろうから。 <続く>←続くの!?(@@) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.10 10:20:17
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