パニック障害と鬱の日々

　今日は本当は歯医者に行く日だった。でも明日に変更した。なんだかのんびりしたかった。人から見ればいつものんびりしているのだろうけど。気分は快調で、別に外出するのがすごくいやというわけではない。新しい薬が効いているのだろうか。ゆっくりビデオが見たい、そう思った。

　この病気になってから、集中力がひどく低下していて、本を読んでいても、映画を見ていても、なかなか頭に入ってこなくて同じところを何度も繰り返し、読んだり、見たりしなければストリーを理解できない。
　でも今日はなんだか映画が、しっかり見れそうな気がする。でも、できるだけ単純明快なものにしておこうと思い、、ロバートデニーロ主演の「スコア」にした。映画は、暇なときのためにと結構撮りだめしてある。
　わかりやすいストーリーなので結構すんなりと物語の中に入っていけた。面白い。しかし３０分ぐらいたつと、いつのまにかほかのことを考えたり、何も考えていない状態になって、画面を見ているのだが、ぜんぜん頭に入ってないことに気づいた。　でも今日は集中できたほう。ひどいときは同じシーンを３，４回見る。おかげでビデオは最近苦しそうな音を出したりする。

　集中力の低下に気づいたのは、まだ最近のこと。最初は雑誌を読んでいて、いらいらしだしたときに気づいた。頭に入ってこないので、つまらない記事のせいだとか、勝手に決め付けていたが、こんなことを繰り返しているうち自分の集中力のなさに気づいた。　そういえば最初の先生に「本は読めますか」と質問されたことがあった。
　とはいっても、パソコンには結構集中している。これは、こういう文章を書くにしても、RPGゲームをするにしても、自分のペースで世界が進んでいくからなのかな。そう考えると、確かにRPGがどうしても先に進めないことがわかると、すごく落ち込むというか、ストレスになってしまう。まるで小さな子供だ。かといって最初からやり直す気力もない。これはもともとの性格かもしれないけど。
　その点文章を書くことは、まったく自分のペースなので集中力を回復させるにはいいのかもしれない。もともと文章書くの好きだし、キーボード打ってることも好きだし、人からは、内向的な趣味と思われるかもしれないが、自分の好きなことから何かきっかけを作ろう。

　今日みたいに気分のいい日がずっと続くといいのだが・・・明日は歯医者に行かなければならない。結構苦痛だ。歯医者のいすに座ったときも、すごく緊張してストレス状態になるときがある。でもここは病院だからと自分に言い聞かせているのだが、最近は行く前に医者からもらった、頓服薬を飲んだほうがいいかなと思うようになってきた。
　薬依存症にならないようにと、前の先生にも、新しい先生にも言われた。でも毎日飲む薬はきちんと飲みなさいともいわれる。飲み忘れて、予期不安が大きくなったりする。調子がいいからと飲まないでいるとリバウンドがどーんとくる。この病気は薬との付き合い方は難しいのだろうか。