びりあ～どあんさんぶる お気楽ブログ

ビリアードアンサンブルの今年初の練習。今回は皆さんに無理を言って隣の県にまで
足を伸ばして練習しに行ってきた。参加予定はＳ１、Ｔ１、Ｂ２の４人。今回もアルト
不足です。(;_;)　どうしても４声揃えたいので、苦肉の策で家内を引っ張り出す。元々
ビリアードアンサンブルでソプラノ担当だったので役に立ってくれるはず。運良く彼女も
土曜日が休み担ったので、歌う事をあまり前面に出さずに、同行を依頼し渋々ＯＫが出た。

その後、出発直前で渋りだした家内をなだめて３０分遅れで出発。市内でメンバー２人を
ピックアップして一路西へ。雨か雪の予報で心配したけど小雨ですみ、無事４０分遅れで
現地に到着。１人ロードスターで時間通り到着されていたテナーのＳさんは練習会場で、
発声練習されていた。遅れてスミマセ～ン。

練習会場の研修室は３０～４０人が入れる位の広さで天井は２階吹き抜けで高く、横の１面
は全面ガラス張りで外が見える。そして程良い残響で歌いやすそう。(^-^)

まずはByrdのAve Verum Corpusでハーモニーチェック。３声でのハモリはバッチリ。これに
アルトがいてくれたら申し分ないのだが．．．。連れて行ったけど、結局家内は歌わずじまい
で３声での演奏となった。キーボードでアルトをなぞってくれてたけど、無いよりマシな
程度で、今回も”ダシのない味噌汁”のような演奏となってしまった。次回は絶対４声揃え
ようっと。

その後レパートリーのリストから、Mozart、Caccini、Alcadelt、Victoria、Plestrinaの
Ave Verum/Mariaシリーズ全部、日本語シリーズ６曲と新曲１曲（Palestrina）の音合わせを
して、最後は”大地讃頌”を気持ちよく歌って練習は終了。

そして、いよいよお楽しみの施設見学。今回わざわざココに来たのは将来の合宿や演奏会場
の視察という目的もあり、みんなにシッカリ見て感じてもらいたかったのだ。

まずは、ホール。研修室も響きが良かったけど、ホールはさらに響きがいい。残響は２秒
とのこと。中に案内してもらい、ずうずうしくもお願いして試し歌いをさせていただいた。
もちろんハーモニーチェックのByrd。響きに感激しながら歌ってたら録音してなかったのに
気づき急いでセット。途中からの録音になってしまった。あとで聴いてみたら、とても素直
な残響で少人数のアンサンブルステージにはとても良さそう。(^-^)
近い将来、知り合いの方々に声をかけて有志でアンサンブルフェスティバルを開きたいなぁ。

続いては教会風のカフェテリア見学。前回来た時一人でハモれると感激したところ。あれから
ずっとココで歌いたい思い続けていて、ついに思い実現した。ここは残響５秒の世界。
一人がドミソーと歌うと天井でドミソが回っているのが分かる。

幸いにもお客さんがだれもいなくなったので、またお願いして歌わせて頂いた。
今度の曲はAlcadertと決めていて、さっそく建物の中央で歌ってみる。歌いだしてすぐ感じた
のは、自分が歌った声に長くキレイな尻尾がついてスゥーっと伸びていき、みんなの声と
混じりあうような感覚。キレイな音なら気持ちよく混ざるけど、チョット音を外したりすると
その外した音が暫く残るから気をつけないといけない。心して歌わねば。

グレゴリア聖歌や教会音楽はきっとこんな響きの教会で演奏されてきたんだろうな。逆に
この響きに合わせて作曲されているとも思われたりする。
ここでは響きがカバーしてくれるので、少人数でも安心してブレスも取れるし、音に充実感
が出てくる。

ついでに、無理を言って中２階にある聖歌隊席のような場所からも歌わせていただいた。
曲はMozartのAve Verum Corpus。こちらは遠くで歌うのでチョット音が回りすぎてワンワン
鳴っていたとのこと。下で歌ってるほうがキレイだったとのこと。歌っている分には上も
気持ちいいんだけどねぇ。(^-^)これからここをどう活用していくか考えていきたい。

ということで、普段体験する事のできないところで歌えて幸せでした。
参加してくれたみなさん、どうもありがとう。また、みんなで歌いにいこうね。

録音はあとでアップしてみます。（^-^)