青い郊外の空の下・黄色と緑のセロファンの花たち（旧館）

　散々探検して、そろそろ本格的に帰路へ着こうという時、ダンナは実はこの辺はあまり地理に明るくなくて、どこへ行っても同じような未舗装の道だし、GPS（カーナビ）にだって載っていない道だしで、「こっちでいいのかなぁ？」なんて言い始めた。



　すると…。
　
　目の前に突然狐が現れた。逃げるでもなく、私たちのトラックの前を「ついておいで」と言わんばかりにとことこ歩いていく。



　ちょっと速度を上げて近づこうとすると狐も走り始める。こちらがゆっくり走れば狐もゆっくり前を進んでくれて…。こんなことが半マイルは最低続いたに違いない。

　対向車が来たら狐さんも森の中へ退避。その後は姿を見なかった。子育て中で、子供のそばに人間を行かせないようにするために導いたんだろうか、なんて話し合った。



　森を脱出した後はGreenvilleへ向かい朝ごはんを食べた。その後ちょっと散歩。森林の中へ遊びに行った後は大体いつもそうなんだけど、少し時間をかけて自分を「文化」とか「他の人間」に慣らさないと、すごく違和感を覚える。



　「文明」に慣れた所で毎年しているようにダンナの父親のお墓参り。



　その後、ナーシングホームへ義母を訪ね、そのまた近くの義姉夫婦を訪問。彼女のお庭にはクラブアップルとライラックが咲いていた。風がありすぎてマクロレンズは役立たずなので、iPhoneで撮ってみた。



　*写真をクリックしていただくと、拡大サイズで見ることが出来る他、地図にも貼り付けてありますので、撮影地点も航空写真で見られたりもします。


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　みちくさ桜ポストカード（私の撮影した去年の桜がポストカードのうちの1枚になっています。売り上げは100%義援金になります。）

　義援金フォトブック「Pray for Japan」（私の写真は3冊のうちの”Green”に入っています。）