これは友人から聞いた話。

大学卒業して就職した彼女は、少し遠方の勤務地で働くことになった。

つまりは実家から離れているので、一人暮らしになってしまった。

会社から帰宅するといつも一人でご飯を作って、一人でテレビを見ながら、一人で夕食をとる。

今までは「ただいま」と言えば、「おかえり」と返ってきたが、今はそれすらない。

そりゃ仕方が無いわ。と思い、日々黙々と仕事に励んでいたらしい。

ある日の夜、彼女がいつものように帰宅し、早々にお風呂に入ろうとしていた。

もう夜遅くで周りの住民は、すでに夢の中だろうと思える時間帯。

さっさとお風呂に入って、買ってきたコンビニ弁当を食べて寝てしまおう。

そう思っていたらしい。

そこでお風呂をさっさと上がるとリビングへ移動したところでふと、カーテンが開いたままになっていることに気付いた彼女は、裸が外に見えたらやってられんとばかりに閉めに行こうとして、ふと気付いてしまったそうな。

窓の端の方に男の人が覗いている事に。

ギャーと悲鳴を上げると隣の部屋に駆け込み、携帯で１１０番。


しかし、番号を押す手が止まったとか。

何故かというと、彼女の部屋は５階部分だったから。

つまりありえない位置にありえないモノがいたのである。

隣の部屋の住民がベランダを乗り越えたのか？

そんなことは無い。

何故ならベランダ自体が無いから。

こっそりと見間違いだと思って見に行ったら、そこには誰もいなかった。

ほっとしてカーテンを閉めているときに、いらんものを見てしまった。

窓の下のほうに

誰かの手のあとが付いていたということを。




怖い話です。

が、書いている途中でテーマから逸れました。

原因は、タイムオーバー

プレスブログさんの怖い話投稿のヤツだったんですが。



友人談の話を多少補強してみました。

その後、引っ越したらしいですが、その部屋の主か近所の人か曖昧にしか聞いてませんでしたが、死んだ人がいたそうな。自殺だったっけ？

しかしな、本当に怖いものは時間に正確すぎるプレブロさんのところの申請システムだナ

申請ページ出してたのに

アウト食らったぜorz