貧乏日記帳

日勤最終日。

頼まれていたので、夕方から仕事と勤務変更。

丁度仕事前に時間があったので、祖父と会えるのが
最期になるかもしれないと、大雨の中小倉
の実家１４０キロを６１号で往復。

数年ぶりに父方の実家に帰ったが、婆ちゃんや
叔父さんも含めて覚悟が決まっていたからか、気さく
な感じで迎えてくれた。

一方の父親は突如、遺影の写真を探しに山口の実家に
帰ったと(=ω=；)まだ、逝ってないのに・・・

挨拶を済ませて、近所の病院へ。

容態は落ち着き、一般病棟の個室へ移動させられた
みたい。目を閉じて口を開けて静かに呼吸をしながら
眠る祖父ちゃんが居た。

一応、軽く身体を揺すりながら耳元で「さとっち」が
来たよっ！！と叫んでみる。勿論反応は無い。

ほぼ脳死状態みたいなんで、孫が来たなんて、全く
分からないかもしれないけど、、、

まだ血は通い、少し冷たくなった手を握り・・・
恥ずかしいので、心中、有難うを言えただけで
一方的ながら、よかった。。。

それから、仕事前タイムリミットギリギリまで、
医師の話を親族と一緒に聞いた。

現状、１０分程度の心肺停止の影響で、脳死状態。
一時血圧の上が７０で危なかったけど、安定。
肺炎も数値はよくなってきている。しかし、植物人間
状態で今後、回復の見込みはほぼゼロに近い。
先日話した、今後の方針としては、仮に心肺停止や
危篤状態になった場合は遺族の意向から、電気ショック等の
蘇生措置はせず、最期まで本人の頑張りに任せるという
事にする。

で、他に、血圧が低下した時に戻す薬を打つか？
という話しになって、、、叔父さん酔っ払っているからか、
ちょっと分かっていなかったような(=ω=；)
やっぱり、医師としても責任問題もあるので、色々と
承諾もとりながら慎重な対応は伺えた。

ただ、回復の見込みが無くて死を待つだけって、本当に悲しい。。。

仕事は順調。

今日は長い一日だった。