円安対応で「覆面介入」か?
為替操作は「公表介入」と「覆面介入」と言う2つの方法があります。公表とは読んで字の如く介入する(した))事を公にする事で市場の沈静化を目指しますが、誰が何時どの位の介入規模でと言う事実確認した市場参加者が様子見する事から効果が期待出来ます。しかし、規模によっては必ずしも相場の安定化にはつながりません。また、覆面介入は本当に市場介入したのかと「疑心暗鬼」に陥り様子見と共に市場参加舎が取引を控える事がある様です。しかし、何度も指摘しましたが市場で売るドルの手持には限界があり他国との協調介入が無ければ効果の期待は公表介入とさほど変化しないと私は思います。現実に今日の円相場は156円台後半まで下がっていますから、この繰り返しで儲ける市場参加者が出ているでしょう。