カケスの思い出
カケスは鳥見を始める前からその名前は知っていました。昔、春日八郎という歌手がいました。その人の「別れの一本杉」という歌が流行ったことがあります。そこにカケスが出てきます。「山のカケスも泣(鳴)いていた~」というフレーズを覚えています。山村では人々に親しまれた鳥のようです。初めてカケスに会ったのは2004年3月のことです。ヒレンジャクを見に秋ヶ瀬公園に行き、そこで偶然見つけました。当時の記録を見るとトラツグミ、アオゲラ、ヒレンジャク、ルリビタキ、カケス、シロハラなどが見られています。現在と比べいろいろな鳥が一辺に見ることができています。カケスを見た時、歌に出てきた鳥はこんな鳥なのかと驚きに似た感動がありました。思った以上にきれいな鳥だったのです。カケスも年により多いときと少ないときがあります。山にエサが少ないと、低地に来る鳥の数が増えると推測されます。2007年はカケスの当たり年でした。クロジ谷の水場にもよく姿を見せました。当時を思い出し懐かしくなりました。もう13年も前のことです。鳥見をして見た鳥を契機に、昔を思い出すことが多くなりました。秋ヶ瀬公園で初めて見たカケスです。(2004.3.13)2007年の地元のカケスです。(2007.2.11)