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カテゴリ:BLコミックス
俺は悪くない(1)(2)著者:山田ユギ 花音コミックス
前回はドラマCD版「俺は悪くない」について書いたので、原作の方についても書きます。 大好きです、この作品。 この作品は回想シーンとして物語が進んでゆきます。 だから過去と現在の2つのタイムラインが存在していて、それが物語に独特な深み(古きよき時代)みたいな懐古的な風味を漂わせているんです。 そんな素敵な風味にワタシぐいぐい酔わされました。 大学の映画研究会を舞台に繰り広げられていく恋がメインのお話で、ノンケであるはずの主役の男二人の間に芽生えていく恋の過程が描かれていて、それがせつなかったり、可愛かったり、おかしかったりで、物語にずりずり引き込まれていくんです。 そして映研ということで、ちょっとマニアックなアングラ映画の話題が出てくるのですが、アングラな映画が大好きな私には、そんなとこにも共感できたりして、歓喜ものなのです。 それから同じ映研のメンバーのホモの兄ちゃん鯨井がすごくいいんだぁ。美形なのに、結構おバカな性格で、主役の二人になんのためらいもなく突発的に何度もキスするあたり、潔すぎて爽快だったりする。 他の映研のメンバーも皆個性あって、すごくいい。皆とてもいい仲間で物語を楽しく盛り上げてます。 めっちゃ好きな作品だぁ。 ドラマCDと共にワタシの愛蔵版です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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