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こりゃTrueまでやらないと納得いかないわ・・・ 先にも書いた「戦う理由」ですが、これこそが主人公の成長を示す軌跡だった訳だ。 戦う理由を構築する視野の広さに注目してみましょう。 初めの3ルートでは、主人公は自分の身近なものに対し戦う理由を見出します。 次の2ルートでは、これは自分でも未解決なのですが、戦争というものに対し戦う理由を見出します。 ただし、戦う理由に関するダイレクトな記述は全く無いし、結局は自身で全く不毛であると認識している殺し合いという行為に対する行動はありません、っていうか最終決戦前にエンディングを迎えています。 ただ個人的には、自身の行動を変えるようなことは無いように思いました。 要するに「戦争を見届けるために戦う」といった感じの印象です。 んで最後。 「あぁ、成る程前の2つはTrueに進む前の疑問符の投げかけだったんだ」 つまり、戦争という視点に対する1つの解決編です。 戦争するのではなく、第3の力として円経済理論を具現化し政治的解決を作る。 平たく言えばクーデターですね。「理念を実現するために戦う」と言ったところでしょうか。 また、このシナリオで父親に尊敬するも裏返しから批判的にある自分から脱却し、理想の下で個人を獲得します。 これがこの物語の示す成長の1つの形なのでしょうね。
なんかすごく簡単に書いてしまいましたが、実際はすごく濃厚なシナリオでした。 こんなに考えながらエロゲーしたのは初めてです^^; まだまだ納得いかないことも沢山あるので、少し間をおいてもう一度やってみようかと思います。 考えることが苦手じゃない人にとっては、すごく推奨したい、18禁にしとくのは勿体無いゲームでしたとさ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.12 14:52:39
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