2021/03/08(月)15:08
「北条幻庵伝略」立木望隆 著
書名:北条幻庵伝略
著者:立木望隆
発行:小田原市郷土文化研究会/1983年10月1日
判型:A5判 67p
父は北条早雲。長兄は氏綱、2代。次兄は氏時、葛山氏を継ぐ。
北条幻庵、1493年・明応2年に生まれる。幼名は菊寿丸。母は葛山氏。
1492年は管領の細川政元が第10代将軍足利義材を排して新将軍を立てるというクーデターを行い、戦国時代に入る。
そして1589年天正17年、北条幻庵没す。
1590年天正18年、小田原落城。これを以って戦国時代に幕を下ろす。
まさに北条幻庵は戦国の申し子であり戦国時代を代表する武将といえる。
初代「早雲」は、己より「他を生かす」ことを実践。「早雲寺殿二十一箇条」
2代「氏綱」は、父の遺志を継ぎ、後北条氏の基礎を築く。「五箇条の置文」
「幻庵」は、当代一の文化人であり長寿武将。「おぼえ書」
「三人一体」の処世術。