|
テーマ:マンション(443)
カテゴリ:マンション
これは、NPO集合住宅改善センターのブックレット8に書かれた内容をもとに書いたものです。 さて、見積書が集まりました。最近は、内訳書はエクセルのデータがダーッと並びます。その数字を見ても違いがピンとこないので、設計監理事務所の方で比較しやすいようにグラフに直します。すると業者の特徴がよくわかります こうやってグラフにしたもので、管理組合さんと一緒に設計監理者は比較検討していきますが、こんな業者は要注意です。 1)見積書に桁間違いと思えるような数字がたくさんある業者 ★仮にこの業者が一番安い金額を提示しても一事が万事、そういうミスをする業者には、「見積書の中身がおかしい」と率直にお伝えするようです。 2)5社、6社の中で、一社だけ極端に安かったり、高かったりする業者 ★管理組合さん自身、常識的に「そこは外しましょう」となります。その判断は結構当たっています。 3)極端に値引きしてくる業者 ★例えば、合計金額が1億2,000万円の工事を、3,000万円値引きする業者。何のための見積もりかわからない。 その他、グラフにすれば総額だけではなく、個々の工事内容も見やすくなります。塗装工事は他社と変わらないのに、防水工事だけ極端に安い業者。そういう違いも一目瞭然です。そういうところは、ヒアリングのときに、その理由を尋ねます。 このように、グラフ化することによって、比較検討のポイントが非常にはっきりわかるようになります。比較検討の際はぜひ設計監理者にグラフ化をしてもらってください。 総会議事録のご依頼は お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年09月21日 09時15分47秒
コメント(0) | コメントを書く
[マンション] カテゴリの最新記事
|