話題の映画・ジョーカーを観てきた(ネタバレあり)
最近話題の映画であるジョーカーを観てきた。不遇の主人公がジョーカーとなり、そんな不遇を与えた社会に復讐するみたいな話かと観る前は勝手に想像していたが、ちょっと違った。実際には社会への復讐というより自分を認識してくれない社会に自分を認識してもらいたいという感じであった。途中若干の違和感がありつつも最後のシーンを観るまで、現実のシーンと妄想のシーンが混在していたことに気がつかなかった。現実のシーンと妄想のシーンが明示されているわけではないので、もう1度観てもよく分からないかもしれないが、もう1回観たら印象が若干変わるかもしれない。救いの全く無い話かとも事前には想像していたが、実際には主人公の「自分の人生は喜劇だと気づいたんだ」というセリフに救いがあった。ジョーカーとなって歩いていく主人公の姿が、ハートロッカーの主人公が爆発物処理に向かっていく姿と重なって私には見えた。ちなみに余談ではあるが、序盤で主人公が薬局で薬をもらって帰る時に登っていく長い階段(その後も2回くらい出てくる)が、足腰のトレーニングに向いていそうだと思ってしまった。【映画ポスター】 ジョーカー Joker グッズ ホアキン・フェニックス /アメコミ バットマン アート インテリア フレーム別 /2nd ADV-両面 オリジナルポスター