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Rick Wartell(Gt:GIBSON Flying V) &B ruce Franklin(Gt:GIBSON SG) (L to R): TROUBLE ※ この2人がいなかったらTROUBLEは存在しなかったであろう... おそらくBLACK SABBATHのトニー・アイオミ(Gt)の影響によるものだろうが、この手のバンドにはGIBSON SGは欠かせないのだろうか。ブルースも昔はフライングV弾いていたはずだが…? ちなみに'79年の5月に彼ら2人を中心にバンドをスタートさせてもうすぐ30年…スゲェ~~!?
え~、自宅のPCが不調で、職場でもPC使用(私用?)には制限がかかってしまい(自業自得か?)、仕事で気を使い、家に帰ってもヨメに気を使い、子供に体力を奪われ、心身ともに疲れ果て...結果、体調を崩しました...。仕事が溜まっていく... あぁ~... っつ~ワケで、更新が滞ってました。皆さんも健康には気をつけましょう。
さて、気を取り直して今回は"TROUBLE(トラブル)"です。 PENTAGRAM、CANDLEMASS等と並び、HR/HM-Sideのドゥーム~ストーナー ・バンド、Doom Metalの代表格といっても過言ないでしょう。
決して"to LOVEる"じゃないですから、"虎舞竜"でもないすよ...w
今や老舗Doomレーベルの一つとなった、Rise Above Recordsの発起人であり、ex-NAPALM DEATH~現CATHEDRALのリーダー兼Vocalのリー・ドリアンは、TROUBLEでワリと目立たない2ndアルバム『The Skulls』をナゼかMy Favoriteアルバムとして挙げており、その影響が自身のバンドにも表れていると思う。
TROUBLEというバンド(サウンド)をエリック・ワグナー(Vo)の歌唱法により3つに分けると、初期(ロブ・ハルフォード系シャウト)~中期(粘着質シャウト)~後期/現在(主として地声Vo)とに分類される。
初期の2作、特に1stリリース当初はバンド名のみがプリントされていたためセルフ・タイトル扱いだったが、心機一転のメジャー・デビュー作の4thでもセルフ・タイトルとしてリリースしたので混乱が生じ、ややこしさを解消するため、1stのタイトルを遡って『Psalm 9』(※"チャプター・ナイン"と読むらしい)と改名。 またクリスチャン・メタルだった1st及び2nd『The Skulls』は共に'06年にEscapi MusicレーベルよりDVD付で再販されている。 クリスチャン・メタル性を排除し、HM/HRをアピールした3rd『Run to The Light』はプロデュースがしっかりできていなかったせいか、いまいちアカ抜けない印象が目立ったが、続く4th『Trouble』(邦題"トラブル4")では当時はTHE CULT等(最近ではMETALLICAの最新作)で手腕を振るったリック・ルービンをプロデューサーに起用し傑作を作り上げた。エリックの歌い方も単なるスクリーム・ヴォーカルではなく、バックの演奏、特に硬質ツインGtの引きずるような演奏に合わせ、粘着質ともいえるような柔軟性のある歌唱法になった。 また、2年後の5thアルバム製作にはリック・ルービンに加え、同じく売れっ子だったブレンダン・オブライエン、デイヴ・サーディらを迎え、強力なバック・アップの元に最高傑作『Manic Frustration』を生み出す結果となった。 とにかく最初の2曲の流れというか、ツカミがすごい。Doom云々と言わず、単純にグルーヴィーでカッコイイなHard Rockそのものだ。「Scuse Me」では「時代遅れな長髪スタイルで悪かったな!ハードロック演ってるのが悪いのかよ!」と逆切れ的なブチ切れた歌詞がかえって面白カッコイイし、続く「The Sleeper」も思わずヘッドバンギングなリフがカッコよすぎの文句なしの名曲だ。(※下記参照)
♪Trouble - The Sleeper - Live In Cleveland 4/3/08⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=boNkeaw9qOQ
その後、ドラッグの聖地オランダに居を移し、'95年に6th「Plastic Green Head」をリリース。サウンドは前作を引き継いでいるものの、歌詞的には暗い内容であり、バンド内の人間関係がゴタゴタしている事が伺える。間もなくエリックがバンドを去り、残されたメンバーたちは他のVoを入れたりと細々と活動していた。
そうこうしている内、またエリックが出戻っての第7作目「Simple Mind Condition」(2007年)では無理して早い曲を演ろうとせず、地に足の着いた(?)往年のファンの望むべき"音"が聞くことができた。 が、しかしエリックはかつてのように裏声の高音シャウトはほとんど使わず(コーラスとして被せる程度で)、主として地声による歌唱スタイルをとっている。最初に聞いた時は思わず年をとって辛くなったのか?とかドラッグやり過ぎで喉がツブれたのか?とかいろいろと勘ぐってしまったが、繰り返し聞くうちに味の出てくるスルメ盤であり、これはこれで十分TROUBLEサウンドだと思う。 正直言って、6曲目のモロにLED ZEPPELINの名曲「Kashmir」をパクったような曲は疑問だが、8曲目のタイトル曲から続く、9曲目(LUCIFER'S FRIEND のカヴァー)の流れは純粋にカッコイイ。 netなどで調べたところ、今年中にアコースティック・アルバムをリリースという情報や、またもやエリックはバンドを抜け(クビ?)新たに元WARRIOR SOULのVo、コリー・クラークが後釜に就いたとか。 ルックス的にはかなり良くなった(笑)ハズだが、ハヤリ実際にバンドで歌っている彼の声を聴いてみないことには判断できないねって思ってたら、上記の曲「The Sleeper」をコリーが歌っていた! ・・・でも、やっぱり音質が悪くてちゃんと聞こえない。 ♪ Trouble with Kory Clarke. "The Sleeper", Live in Toronto 12 September 2008 ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=jmHPagq5aKU&feature=related
♪TROUBLE - PSALM 9 ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=q7E2j-Ut6iE&feature=related
♪TROUBLE - ASSASIN ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=Ok4jvkcumdo&NR=1
♪Trouble - Children of the Grave (live Black Sabbath cover)⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=76T8h5ETBmQ&NR=1
♪TROUBLE - R.I.P. ⇒ http://jp.youtube.com/watch?v=c2nJK_6idQM&feature=related
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