あるマスコミ関係者の告白

2006/01/20(金)03:40

ぶっ飛び宇宙大バクハツ

家庭生活(82)

冒頭から我ながらアホみたいなタイトルだが、本日の日記は文字通りそういう話である。自分でもよくわからないのだが、昔から地球とか宇宙とかの画像や映像が好きである。もし宇宙に浮かぶ地球の様子を24時間リアルタイムで放映し続けるTVチャンネルなんかがあれば、たとえ有料でもワタシは間違いなく契約すると思う。昨今、サッカーの映像を流すスポーツバーとか、ゆらゆら漂うクラゲの水槽を売りものにしたクラゲバーなんかが流行りであるが、グルグル廻る美しい地球の大画面映像を神の眼で見ながらグラスを傾ける「宇宙バー」みたいなのがあってもいいのになぁ、なんて本気で思っているが、今のところ一向にそういうものが作られる気配はないようで残念である。 そんなワケで、ワタシはプラネタリウムにも時々行くのだが、この前の週末は大阪市立科学館のプラネタリウムに行ってきた。ここは2年前に10億円(じゅうおくえん!)もかけてリニューアルしたそうだが、最新鋭のプラネタリウム投影機とドーム全体にCG映像を映し出すデジタル・スカイビューというシステムで大迫力の宇宙体験ができるというのがウリである。今回も期待して行ったのだが、やはりこれがなかなか凄かった。 まぁ前半戦は、比較的おだやかな男性ナレーションによる解説で「さあ 皆さん。こちらが 冬の大三角と呼ばれる シリウス ベテルギウス プロキオン ですね。」なーんて感じで淡々と過ぎていく。ここのシートはリクライニングの幅が大きくて、ほとんど仰向けに近い状態なので寝そべって夜空を見上げる感覚でラクチンである。冬の星座の紹介がひと通り終わると、後半戦は「はるかなる宇宙の探求」というタイトルのCGムービーがスタートするのだが、ここからがエライことになっていく。 このCGムービーは、太陽系から銀河の果てまでの宇宙の姿を、惑星探査機や宇宙望遠鏡がとらえた迫力のある映像で紹介するというものだが、なんせ全方位巨大ドーム全体がスクリーンである。しかも、真っ暗闇の宇宙空間に仰向けで浮いているような感覚の中で、ここに実写と精巧なCGを織り交ぜた宇宙空間の映像が繰り広げられるのだが、広大な金星の地表を高所から低地へとバードアイの猛スピードで駆け抜け、土星の輪の中に入り込み氷の塊に激突したかと思えば、目の前で巨大な惑星の衝突が起こり大爆発で木っ端微塵になり、破片が上空から降り注いできたりするのだ。もしもLSDかMMなんかをキメて観に来たりすると、発狂してトンデモないことになるんじゃないかと思う迫力である。この体験が600円は絶対お得。でも小さい子供にはちょっと無理があるなぁ。現に、斜め前の親子連れは、恐怖のあまり子供が絶叫しはじめて、お母さんは途中で子供抱いたまま外に出て行ってしまいました。はースゴかった。 ちなみに宇宙関連でいえば、ちょうど2日ほど前に宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主催するシンポジウム『宇宙ビジネスの未来、新たな提言』というのが開催されたのだが、宇宙ビジネスにも熱心で当日の司会をするはずだったライブドアの堀江さんは、なんかちょっと所用があって欠席したらしい。ライブドアも大爆発ですか。

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