活き活きPC&園芸三昧

2023/11/01(水)06:39

クラゲ星雲とモンキー星雲。  ASiairとEOS6Dで撮影

天文(151)

  ASiairとEOS6Dとの組み合わせでの第2弾として、クラゲ星雲をモンキー星雲の同時撮影を行ってみました。フィルターはOptlongのL-eXtremeを使いましたが、少々赤強調が過ぎたようです。  ライブスタックの様子は下の動画にまとめています。             EOS6Dでのクラゲ星雲とモンキー星雲のライブスタック動画【写真クリックで動画へ】   今回の使用機材は下のとおりです。                           使用した機材      120秒露光で20回ライブスタックを実行して自動保存された画像が下の写真です。                 自動保存されたモンキー星雲付近のライブスタック画像   撮影日:2023/3/19。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:Askar FRA400 + F3.9 レデューサー (ファイナル f=280mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:EOS6D (天体改造、ISO6400)。ガイド鏡:SVBony D=30mm (f=120mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Pro。フィルター:2インチOptolong L-eXtreme。120秒露光、フラット、ダーク、バイアス有り、ASiairにて20回ライブスタック。画像処理:自動保存されたライブスタックFitsファイルをASiFitsViewにてレベル調整のみ。        自動保存された20枚のシングルフレームを以下の工程にて画像処理した。動画内の画像処理方法とは若干異なっています。 1.フラット、ダーク補正後、ステライメージ9にてスタック。 2.ASiFitsViewにてレベル調整 3.FlatAideProでシェーディング補正。 4.Topaz DeNoise AIでデノイズ処理。   少々強調した処理ですが、下の写真が最終画像です。                     クラゲ星雲とモンキー星雲の最終画像   撮影日:2023/3/19。撮影地:南関東市街地、自宅庭。鏡筒:Askar FRA400 + F3.9 レデューサー (ファイナル f=280mm)。マウント:ZWO AM5。カメラ:EOS6D (天体改造、ISO6400)。ガイド鏡:SVBony D=30mm (f=120mm)。ガイドカメラ:ASi120MM Mini。オートガイド、ライブスタック共にASiair Pro。フィルター:2インチOptolong L-eXtreme。120秒露光、フラット、ダーク、バイアス有りで、ASiairにて20回ライブスタック。画像処理:自動保存されたシングルライトフレーム20枚をステライメージ9でフラット、ダーク補正後、スタック。ASiFitsViewにてレベル調整。FlatAideProでシェーディング補正後、Topaz DeNoise AIにてデノイズ処理。     参考のために、上記画像処理各工程途中の画像を示します。 a) 20枚のライトフレームをステライメージ9でスタック後、ASiFitsViewでレベル調整後   通常は、ステライメージ9を使ってフラット、ダーク補正し、スタックした後、保存FitsファイルをFlatAideProを使ってレベル調整を行っていますが、今回レベル調整をASiFitsViewで行いました。理由は、ASiFitsViewでのレベル調整の方がクラゲ星雲の足のあぶり出しがうまく進行したからです。                   ASiFitsViewでレベル調整した後の画像   フラット補正を行っても、背景真ん中部分に明るさが出ていた。 b) FlatAideProでシェーディング補正後                     FlatAideProでシェーディング補正した画像   シェーディング補正によって、背景真ん中部分の明るさが消えた。 c) Topaz DeNoise AIでデノイズ処理(最終画像)   デノイズ処理により、背景の星が小さくなって星雲が見易くなる効果があった。                       デノイズ処理後の最終画像

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