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世界で一番愛する人と国際結婚

パートナーとの喧嘩

「喧嘩した時の乗り切り方」 「上手な機嫌の取り方」などの、
普通の家庭ならありそうな些細なエピソードなども
もしあったら記載してくださいね。(ずっと喧嘩しなさそうですね)



東京にお住まいのYEさんという方から、こういうメールをいただい
ていました。


確かに、私とブランは、まともな喧嘩をしたことが、
まだないのです。


私がつい意地悪なことを言ったり、大人気ない態度をとってしまって、
しまった!と思っても、


「あはは、しょうがないな僕のプリンセスは。」


とくるから、ブランと喧嘩をするのは、至難の業でしょう。
でも、ブランは前妻とはよく喧嘩になったそうなので、やはり
相性の問題もあるのでしょうか。




とにかく、ブランと私では参考例がないので、過去をほじくり返して
みることにしました。


過去、喧嘩になった男性なら、いくらでもいます。
若い時の私、今の何倍もわがままで、かつ相手も若かったし。
日本人男性のことは、ここでは詳しく書かないつもりでしたので、
さくさくっと、、、、


昔、彼氏と旅行中に、意見の食い違いで車の中で言い争いになって
しまい、どうにもこうにも収まらなくなったことがありました。
私はもう胸が一杯で、爆発。


「ここで停めて。」


車が停まった途端、私は飛び降りて走ってその場を去り、
一人で家に帰ったこともありました。
かなり遠い場所から新幹線と電車を乗り継いで、
結構お金がかかったものです。



でも、何時間もかけて家に戻ってくる頃には、
すっかり落ち着いていて、、、

そして、家の前に車を停めて待っている彼を見つけて、
飛びついて仲直り。


ちょっと離れて時間をおくと、冷静になってきて、


「あれ?何であんなことで怒ってたんだろう?」


実際、一体何が原因だったのか、私もよく覚えていません。
犬も喰わないとはよく言ったものです。



というわけで、もし喧嘩になったら、まずは気持ちが落ち着くまで
時間を置く、お互いが冷静になった後で、とことん話し合うのが一番、
ということでしょうか。



喧嘩の絶えなかったその彼とは、最終的に別れてしまいましたが。




そういえば、別の彼の過去の女性の件で焼きもちを焼いて喧嘩、
ということもありました。


昔の彼女の写真を、全部目の前でゴミ箱に捨てさせて、清掃車が
来てそのゴミを持って立ち去るのを見届けるまで、居座ったことも
ありました。

彼の浮気を疑って、友達の車を借りて彼を尾行したことも
あります。(今の私には、あり得ないですけど。)


そして、その長い付き合いだった彼には、その後本当に浮気され
二股をかけられ、最終的に私のほうが振られました。



あの時は、相手もとても若くて、お互いに情熱をぶつけ合っていたから
大丈夫だったのでしょうけど、さすがのブランでも、今これをやると
離れていくでしょうね。





特に国際恋愛の場合、嫉妬の相手が日本人だと余計に、メラメラ
ということがありますよね。


以前、デートをしていたアメリカ人男性がいたのですが、
彼が日本に来て初めて付き合った女性は、19歳の日本人女性。


彼女にとって、その彼が初めてのボーイフレンドだったらしいのです。
そして、その女の子は、私より若くて、とてもキレイな子でした。
嫌いになって別れたわけではない、彼の中でも、とてもキレイな
大きな思い出。


彼女にはどうしてもかなわない。嫉妬してしまう私の気持ちは
ドンドン醜くなっていくような気がして、彼と一緒にいても
心地よくはなくなっていきました。


結果、心も自然と離れてしまい、彼とは恋人同士にはなれませんでした。



でも、多少の焼きもちは、恋愛のスパイスになるのでは、
ないでしょうか。


感情的にならないで、

「妬いちゃうなあ。。。」

と可愛く言えば。


そういえば、ブランが、ごくたまに、前妻の話をした時、
私はわざと冗談ぽく、I'm soooo jealous. と言っています。
本当は、別に妬いていないんですけどね。



私は年齢が増すに連れ、だんだんと焼きもちは
やかなくなってしまいました。


年を取ると、いいこともありますね。^^


基本は、いかに相手を信用するか、小さいことは気にしない、
私のほうずっとがいい女、私のほうがもっと愛されている、
という自信と思い込みでしょうか。







それから、喧嘩予防の一つとして、『言い方』、『頼み方』が、
重要だと思うのです。


「~してよ」と命令形ではなく、私は夫でも「Could you ~ ?」
「Would you mind ~ ?」をつけていますし、仮定法でお願いしたり
しています。


例えば、

ブランはアメフトが大好きで、特に今のシーズン、
家ではアメフトばかり観ています。


話も上の空で、TVにかじりついているブランに向って、


"Blanc! Listen to me!"


何てことは言いません。


TVに向っているブランに、


"If you watched football more, I'd be happier."


と冗談でよく言います。


貴方がもっとアメフトを観てくれたら、嬉しいのになあ、、、
ですが、本当は、貴方がもっと私を見てくれたら、嬉しいのになあ、
という意味をこめて。


これは、相手によってはイヤミに取られる可能性もありますが、
ブランはすぐに気がついて、TVを消して、ごめん、ごめん、
と向かいあってくれます。





普通の家庭であるような些細なこと。


そこから喧嘩に発展させないのは、ブランのほうが上手いかもしれません。



私が住む前、彼一人暮らしの家は、モデルルームのようにキレイでした。
今でも、私が一切手を付けない彼の書斎や彼のバスルームは
私のそれよりずっときれいです。


二人が過ごすベッドルームとリビングだけは、私もいつもキレイに
しているものの、実は生理整頓の苦手な私。


日本から送った、膨大な私の荷物、ダンボールが届いた日はもうずっと前。
部屋に収まりきらなくて、ゲストルームの一つを私の荷物物置に、
もう一つのゲストルームを私の洋服置き場、つまり勝手に
衣装部屋にしてしまっていたのです。


そのうち何か言われるかなと思いきや、ブランは何も言わないので
いい気になった私は、そのまま荷物を置きたい放題並べて、
3部屋も占領させてもらっていました。


1ヶ月くらい何も言わなかったブランも、
さすがに呆れたようで、


「ハニー、今度の休みに片付けを手伝おうか?」


「もし必要だったら、Container shopに行って
収納品を買ってくるよ。」


と言われてしまいました。


強く片付けろとは言わないで、じわじわ~と。



結果、私も、じわじわ~と毎日少しずつ片付けたり、荷物を
捨てまくり(せっかく業者に頼んで送ったのに)
今や、ダンボール5箱を残すまでに片付きました。



蛇口をきちんと閉めない私が水道を使った後は、

ポタン・・・・ポタン・・・・と

水が落ちていることもあります。


そういうのは、あまり気にならない。
(だらしないですね、私。恥。)



でも、そこでブランは、


「Sweetie, 君は力が弱いから、蛇口が閉められないんだね。」


と言って、毎回彼が閉めていました。


さすがに、これが何度も続くとまずいなと
最近は私もしっかり閉めるようになりましたが。




彼は何かと気がききます。
例えば、、、


仕事で朝が早い彼は、私より先にベッドに入り、
私のほうは夜中遅くまでメールを打っていることが多いです。


私がベッドルームに行くと、彼は、私側のサイドテーブルの
ライトだけ小さくつけて、私側のシーツを半分めくって、
私がすぐに入れるようにしてから眠っています。



昔、小さい灯りを付けてベッドで本を読んでいると、日本人の彼に、


「眠れやしない。明日早いのに。」


と怒られたことがあるのですが、ブランとは大違いです。



私がゴミを出すのを忘れていたら、黙って捨てておいてくれるし、

乾燥機に入れっぱなしで忘れている洗濯物も出しておいてくれるし、



これで、イチイチ怒られていたら、喧嘩になっていると思います。



彼のルックスが好みだっただけではなく、今までのどの男性よりも
相性がよく、居心地のよかった彼だからこそ、どうしても彼と
結婚したかったんですよね。


でも、絶対に調子にのっていてはいけない、甘えてばかりではいけない、
と常に緊張感は私も持ち続けています。


彼の帰るコールを受けてからの、部屋の片付け、メイク、など
毎日、目にも留まらぬ早業でこなしています。



長い人生の中で、遠慮もなくなり、そのうちいつか大喧嘩をすることも
あるかもしれません。


でも、最終的には、お互いの思いやりと愛情があれば
乗り越えられるのでしょうね。



あまり参考にならなかったかもしれませんが、皆さんの何かいい
対処法があれば教えてください。


YEさん、ご質問ありがとうございました。

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