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昨日NHKのニュースで福島20Km圏内から退避した方のインタビューを見た。
「あそこ(福島)の家賃も払わなくちゃいけないしここ(避難所)にずっといる訳にもいかないし、新しいとこに住むにしても仕事見つけなくちゃどうにもなんないしもうどうすればいいのだろう」 と嘆いていた。本当にどうすればいいのだろう。 テレビというかマスコミは国&東電の思惑により最も楽観的な観測での報道を続けている。なんだかもう事態は収束に向かっているかののような論調。相変わらずバラエティ番組で目をそらさせようとしてるし。笑えねえよ、馬鹿。 ネットを見ると悲観的な状況を知らされる。福島は勿論全国への風向きでの放射能の飛散具合、土壌の汚染、体外被曝と体内被曝、退避区域からは外れているが非常に危険な地域で普通に遊んでいる子供達、どんどん甘くなる各基準値、3/18以前の分は公表されない各地の放射物質降下量(茨城に次いで東京が二位、福島宮城は今に至るまで全て公開されず)、チェルノでは700Km先の村も壊滅した、等々。 勿論ネットでの情報にはデマも混じってはいるんだろうがそこは自分なりに選べばいいのだと思う。プロの学者じゃないし。 20Km、30Km圏外だって危険な場所はある。だが実際に今までそこで生活していた人達が国からの要請も補助もないのにそして目に見えない今現在は害を感じられないもののために全てを捨ててよそに移住するってのは難しいと思う。だって全部自腹なんだもん。もし、俺がその立場だとしても「怖いよなあ、でも実際問題として金ないし猫ちゃんいるし彼女も俺も仕事しなきゃ来月から食えなくなるしここのローン払いながらよそに引っ越してそこの家賃も払っていくなんて無理だ」となるはずだ。 皆さんここだって危ないのかもしれないと不安をかかえていて、でもどうしようもなくてその場で今まで通りの生活に戻ろうと過ごしているのだろう。きっと俺だってその立場ならそうなるかもしれない。お手上げなのだ。 でも、子供達だけでもどうにか皆、疎開させることが出来たらと願います。 政府に期待出来るのだろうか。それともそれぞれの地域のコミュニティでやるしかないのか。それが東京ならどうなるのか。 俺はずっと世間様とは蚊帳の外でブルースばっかやってきたのになあ。いろいろ考えてたら脳が爆発しそうなんでもうやめます。 ドロップキックマーフィーズ聴こう。 あと、置き去りにされたまるで何の罪もない動物たちに俺達ニンゲンはなんとお詫びすればいいのか。原発を黙認してた俺達市民にはそれぞれ僅かながらもこうなってしまった責任があるのだが動物たちは一方的な被害者だ。何も出来なくて情けなくて申し訳なくてしょうがない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月23日 11時16分48秒
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