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ヤラレターっ!!!
何が?と申しますと、まあ先日のクーポントラップの時に借りたビデオを 昨夜やっと観たんですわ。 ジャック・ニコルソン主演の「アバウト・シュミット」。 ・・・ラストシーンで号泣しました。 保険会社に勤めたいた主人公ウォーレン(J・ニコルソン)が定年退職する所から 始まり、自分探しみたいなものを始めるって話なんですが、僕的にはかなり好きです、 この映画。 定年後、暇を持て余していたウォーレンはテレビで見かけた「子供を救う募金」 みたいなのに登録するんです。やがてタンザニア(だったっけ?)の少年 ンドゥグと文通を始めます。 娘の結婚式が近付いて来ますが、胡散臭い娘の婚約者を、ウォーレンはどうしても 認めることが出来ません。そんな折、一緒に旅に行く約束をしていた妻が 他界します。 葬儀のため帰郷した娘にも同居を断られ、更に行き場をなくしたウォーレンは、 キャンピングカーに乗って旅に出るんです。 と、大まかなあらすじはこんな感じで、全体的に静かな雰囲気なのですが、 ラッセ・ハルストレム(←合ってます?)監督作品とか苦手な僕でも、かなり 釘付けでした。ファンの方ごめんなさい。 随所に散りばめられた、どちらかと言うと失笑を誘うような主人公の仕草や 行動がイイです。 劇中「表面は前向きに生きているが、心の奥底には怒り、哀しみ、孤独が満ちている」 と言われるウォーレンを、ジャック・ニコルソンがまさにその通りに演じている 感じです。 ラストシーンで一気に泣いちまいました。 それはダニエル・キイスの「アルジャーノンに花束を」のラスト数行での感動を 思い出させました。 最近なかなかいいヒューマンドラマがなかったのですが、僕はこの映画大好きです。 いや~ヤラレタ。ラストだけ巻き戻して、二回泣きました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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