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カテゴリ:読書
劇団ひとりが書いた「陰日向に咲く」をよみました 以前から読みたかったのだけど ハードカバーの1400円という値段の為 ちょっと躊躇しておりましたが・・ 何故か、旦那実家の靴箱の上に置いてあったので 誰のかわからないけど、勝手に借りてきて読みました 以前、ベストハウス1・2・3でも泣ける本と言うので 紹介されていたし、とてもよく出来ているという 噂でしたが・・ 本当によく出来た本でした ただ「劇団ひとりが書いた」と言う事を前提にしての 感想ですけどね・・ 彼はとても頭の良い芸人さんである事は知っていたけど まさかココまで、読みやすく綺麗な文章を書く人だったとは・・ 内容はそれこそ、陰日向に咲く(生きる)人達の話 の短編小説。 ただ登場人物が次の話や前の話と繋がっていて 起承転結というのがお見事!!!という程 上手くまとまってました。 アメリカ兵を殴った事があるとホラをふくホームレス ホームレスに憧れるサラリーマン アイドル追っかけの男 フリーターの女 借金地獄に陥る駅員 その駅員の詐欺に騙される老婆 芸人志望の男を捜す女 その全員が何処かで繋がっている 私、もともとこういう時間軸がしっかりしているというか どこか数学的な話が好きなので 読み終わったときには話の内容とは また違った部分で感動しました。 岡田准一君で映画化されるようですが・・ この借金まみれの駅員の話なのでしょうか? この借金まみれの駅員の話は ドラマ「やまとなでしこ」の7話がヒントになっているのではないのかな? 競馬を確立で予想したり、神様のレールというキーワード が出てきてたので。 駅員の話だけの映画かも良いけど こういう話はそれこそ、SABU監督に時間軸を 上手く使って巻き込まれ系の映画を作ってもらいたいですね。 では、無事一日で読み終わったし 「貸して下さい」とも言わずに黙って持ってきたので またこっそり、旦那実家の靴箱の上に戻しに行ってきます お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.05 12:21:20
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