カテゴリ:ばら 無農薬
ここんとこ,雨の日が続きます。
6月ですもんね。 梅雨入り宣言はまだですが,心配なのは黒点病。 重曹散布は,週1回続けていますが,今のところ何とか持ちこたえています。 実験農場が,黒点広場になるのだけは,ごめんです。 さて,病気を抑えるのに,考え方が二つありますね。 ひとつは,病原菌そのものをやっつけようという考え方。 大部分の農薬散布は,これに当たります。 濃い木酢液や,重曹散布もそうですね。 即効性が期待できる半面,木を弱らせる可能性もあります。 もうひとつは,たくさんの菌を繁殖させて,病気の入る余地をなくそうというもの。 米ぬか3大作戦,天恵緑汁,薄い木酢液,キトサン,こういったものです。 たったさんの生ごみ堆肥の汁も,これになるのかな? こちらの方は,植物の免疫力を高める,といったこととも連動していて, 即効性は期待できないかもしれないけど,体質改善には大きな力を発揮しそうです。 yukikoさんの話だと,オーガニックを始めた当初は,やっぱり黒点にかなりやられたそうな。 葉っぱがみんな落ちて,針金のようになったそうです。 しかし,何年かすれば,すっかり黒点はおとなしくなって,病班があっても黄化・落葉しにくくなってきたそうな。 そんなわけで,yukikoさんは,黒点の葉も,そのまま掻いたりしないそうです。 確かに,少しでも葉っぱを残した方が,バラのためにもいいことはわかります。 でも,うちの実験農場は,まだオーガニック1年生。 善玉菌も貧弱で,いつ,黒点大魔王にやられるかしれません。 そんなわけで,黒点の葉は,みんな掻いています。 で,重曹散布を続けるのと平行して, 米ぬかジョーロ作戦を続行するのはもちろんですが, 葉面散布でバラの病気に対する免疫力を高めることを,考えています。 天恵緑汁が,ここでは大活躍しそうです。 天恵緑汁は,植物の持つエネルギーを抽出したもの。 ここに,ニンニクとショウガで作った精力たっぷりの漢方栄養液, そして,植物の新陳代謝を高め,ミネラルたっぷりの玄米酢, この3種混合液が,韓国の自然農法で活用されているとか。 作物のウドンコ,ベト病が広がらないそうです。 3つ混合して,作物を強くするので, V3作戦,というのはいかがでしょう。 さっそく,漢方栄養液を作って,実験してみることにしましょうか。 詳細は,後日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ばら 無農薬] カテゴリの最新記事
|
|