675951 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ぶるーみんぐ便り

ぶるーみんぐ便り

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Headline News

Profile

じょうない としき

じょうない としき

2006.03.03
XML
カテゴリ:ばら 無農薬
ぐれーすどもなこ

生きた植物の根について、お互いに共生関係を結んでいる菌を菌根菌といいます。
植物のほうは、菌根菌に養分を与え、菌根菌は、土から植物の栄養を吸って根っこに送ります。

♪生まれる前から~ 結ばれていた~

もちつもたれつ、両者の関係は、絶対的といえるほど強いそうです。
全植物の80パーセントが何らかの形で、このような共生菌をもっているとか。

菌根菌といっても、なじみがないかもしれませんが、マツタケ、ハツタケ、ホンシメジといった、地面から生えるきのこの大部分が菌根菌です。

農業分野で特に注目されているのが、VA菌根菌。
植物の養分吸収能力を高める働きがあるからです。
水分不足に作物が強くなるとか、土壌病害に抵抗性があるともいわれています。
起源は古く、3億7千年前のシダの化石で発見されています。
VA菌根菌の胞子は、まんまるい風船のような形をしています。ここから発芽した胞子は、根っこの内部にとぐろを巻きながら侵入し、最終的には細胞の中まで入り込むそうです。そして次に、根の外側に向かって菌糸が伸び、養水分の吸収をするとか。

VA菌根菌自身は、周りの土壌の中からチッソ、リンサン、カリ、その他ミネラルを選択吸収して、生体濃縮する性質があるといわれています。
また、菌糸を伸ばして、養分の吸収範囲を広げるので、いわば根っこの一部として働くそうです。

世界中で、研究が進められていますが、まだまだ謎だらけで、今後の研究成果が期待されています。
炭を施用すると、このVA菌根菌を増やすことができるそうです。
炭について。

(参考文献 農業技術大系 土壌施肥編 農文協)



蛇足ですが、現代人に不足がちな食物で、健康のためにいいもの。

・ま(豆類)
・ご(ゴマ)
・わ(ワカメなど海藻類)
・や(野菜)
・さ(魚)
・し(シイタケなどのキノコ類)
・い(イモ類)


略して、 ま・ご・わ・や・さ・し・い。
伝統的な日本の食事によく使われていますね。

今日のバラは、グレースドモナコ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006.03.03 07:09:26
コメント(14) | コメントを書く


Category

Favorite Blog

薔薇の咲く庭より nana9634さん
バラと楽園の日々 夢 建造さん
Shopping@Rakuten Natural heartさん
題未定 kyasyanさん
ものづくりの楽園 組木絵工房NONさん

© Rakuten Group, Inc.
X