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このまえ、だいぶまえ、もう5月もなかばだから2ヶ月まえ。
ついに念願だった京都にのぼって来たのです。 なんでいまごろUPなのかは気にせずに、そういうわけな日記です。 ◇ 京都1日目 京都への朝は早く4つ半に目を覚ます。 着替えを済ましコーヒーは冷まさずひとくちふたくち飲んだだけで部屋を出る。 まだ暗い外。冷たい空気を体の芯に凍みこませながら白い息。 駅まで歩き電車に乗ると、思いのほか電車は混んでいてなにかがっかりする。 電車を乗り継ぎ東京駅から新幹線。 新幹線を見たとたんに京都に行くんだという実感がわいてきてドキドキと胸が高鳴るリズムを刻む踊りだす。 だけれど新幹線の車内では富士山を見れば満足しておとなしく寝るのだ眠るのだ。 おとなしく寝て体力の温存。とてもハードなスケジュールだろうから。きっとそう。 夢がそろそろ始まりかけたと思ったらもう京都に運ばれていた。 着いた京都の駅前は京都だけれどイメージの京都ではなくただの駅前。 駅構内に並ぶお土産屋だけが京都だということを認識させてくれる。 まずはホテルに荷物を預けるために京都駅から地下鉄。 烏丸御池という駅で降り地上へ出てホテルへ向かおうとするも、そこは生粋の方向音痴ぶりをいかんなく発揮してやはりあらぬ方向へ歩いていた。 こんなことではこの先の旅程もどうなってしまうのか、、、。 それでもホテルが逃げてるわけでもないので、いつかは着いて荷物を預けることは出来るのだ。 着いて分かったことはホテルへの地図が出鱈目だったということだけれど、ちゃんとした地図であってもきっとそのままホテルにはたどり着けなかっただろう。。ちぇっ。 ホテルからまず向かったのは北の方、太秦あたりの広隆寺。 国宝指定第1号の弥勒菩薩半跏思惟像に会いに行った。 ほかにも国宝・重文の仏様が数多くいる仏像好きにはたまらないお寺。 バスを降りると高揚した気持ちは抑えきれず思わず「イイイイヤッホーウ!」など声も出るというもの。 まずは山門で仁王像と対面。ここの仁王様はオレ好みのなかなかかっこいい顔立ち。 門をくぐるとひっそりと静かに境内は広がり苔の緑が目に気持ちいい。 境内を進み右手の講堂を覗いてみると、中には3体の仏像が! まだ参拝料も払っていないのにこんな立派な仏様が拝めるとは! しかも、後から知ったのだけれど、そのうちのひとつは国宝であった。気前いいねー そしていよいよ境内奥の霊宝殿では弥勒菩薩半跏思惟像ほか仏様たちとご対面。 弥勒菩薩半跏思惟像は華奢で滑らかな体躯、表情は考えているというふうではなく、全てを許し認めてくれるようなそんな大きな優しさを感じさせてくれるお顔。 その左隣にもそれより少し小ぶりな弥勒菩薩半跏思惟像があるのだけれど、こちらは考え悩んでいるようで今にも泣き出しそう。 ほかに特に好きだったのは十一面千手観音と埋木地蔵菩薩。 十一面千手観音は手の表情が滑らかに柔らかくとてもキレイ。 木の幹から生まれ出たような埋木地蔵菩薩は強い生命力を感じる。 出足からなかなか好調、お寺の雰囲気もよろしく沢山の仏様にも出会えた。 しかし、いただけないのはこの寺の御朱印。 すっかりまったくスタンプです。。アリガタクナイ。。下手っぴな字でもいいのに。 広隆寺を堪能したあとは法金剛院。 徒歩でテクテク。すぐ着いた。 小さなお寺だけど大きな池を持つ庭がキレイ。 まだ冬だったから植物たちは眠っていたけれど、いい季節になればもっといいんだろうな。 靴を脱いでお堂に上がる。スリッパを履いていても足の裏からは冷たさが這い上がり凍えあがる。ブルブルにとり憑かれる。 ブルブルに憑かれてもへこたれないし、仏殿では三体の仏様をお参る。 ここで,これは!と思ったのは仏像ではなく十一面観音菩薩を納めた厨子なのだけど。 厨子の内側全ての面には十二天などが鮮やかに描かれ目を惹きつけ奪われます。 ここでの御朱印は受付の好々爺の豪快な字。。てか好好爺ってかご住職かも。 このあと、仁和寺、金閣寺に向かうのだ。。が続きはまたね。後日はいつだ!? ◇ メモメモ(拝んで参った仏サマ) 広隆寺:本尊阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩坐像、虚空蔵菩薩坐像、 増長天立像、十二神将像、広目天立像、 弥勒菩薩半跏思惟像、弥勒菩薩坐像、弥勒菩薩半跏思惟像 不空羂策観音、十手観音坐像、十一面千手観音 法金剛院:阿弥陀如来像、地蔵菩薩像、十一面観音菩薩像 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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