テクノメディカ3Q発表
このところ急落してポジションを少し落としたテクノメディカの3Qの発表がありました。当四半期会計期間の売上高は、主力製品である採血管準備装置及び検体検査装置が順調に販売展開したこと、当社装置の納入施設増加による消耗品の販売増加、及び保守管理サービスの強化などが貢献したことにより4,668,846 千円(前年同期比17.8%増)となりました。利益面におきましては、売上原価の上昇、及び採血管準備装置の新型機種開発による研究開発費の増加に伴い、当四半期会計期間の営業利益は814,246 千円(前年同四半期比1.6%減)、経常利益は813,467 千円(前年同四半期比1.1%減)、当四半期純利益は482,474 千円(前年同四半期比3.6%減)となりました。3Qだけをみると売上高+15.7%、売上原価+21.1%、販管費+23.3%となっており、研究開発費の増加のためか販管費の増加が目立ちます。4Qに利益が偏るパターンなので評価は難しいです。3Qで増収減益ですので来週は売られるかもしれません。ただ現状のPBR1倍割れ、PER6.8(予想), 7.3(実績)という株価は売られすぎのように思います。