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カテゴリ:受験
エッセイを読んでいたら、 「中学入試の算数は、数学の天才少年でも、合格点はとりにくい」 と言う記述があった。(かなり要約して) 天才少年が入試問題を解けないわけではない。 もちろん解ける。ただ、時間内に解くのは難しいのだ。 本屋で過去問をパラパラと見ると、 だいたい大問が4か5あり、試験時間は50分。 大問5問で50分としたら、1問にかけられる時間は10分しかない。 過去問を見て解法はだいたい瞬時に分かる。 道順は分かるが、それが最短かどうかは分からない。 ものすご~~く回り道をしていたら、 淀みなく問題に取り組めても、10分で回答までは行き着かない。 つまり中学受験の算数で合格点に達するためには、 「最短の解法を瞬時に思いつく」能力が必要になる。 塾のテストや模試で算数のテストの結果がいまいちでも、 家で時間無制限で解いたら出来れば、算数が出来る子だ。 テストの点数だけで「算数が出来ない」と、 親も本人も思い込んでしまうのは何とももったいない。 ただ、経験値が足りないだけだ。 計算問題をたくさんやれば、計算は速く正確になる。 これと同じことが入試問題には言える。 でも、本来はセンスやひらめきが問われるべき算数で、 経験と暗記が重要になっているのはどうかと思う・・・。 せめて時間があと30分もあればな~。 「算数苦手!」と言う子が半減するかもしれない。
大学入試になると大問4か5問で時間は3時間くらいになる。 これでも「時間が足りない!」と言われる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Mar 26, 2007 01:16:53 PM
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