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BLUE ODYSSEY

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登場人物紹介


【ピュアプリンセスシリーズ】登場人物紹介


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番外編


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番外編 『桃ニセアリス』


第19話 家出したミルキー


『桃ニセアリス』 前半のあらすじ


『桃ニセアリス』 登場人物等の紹介


CG集 番外編1・2


番外編3 「ミルキーとブランコ」


番外編4 連れ去られたミルキー P1-P7


番外編4 「連れ去られたミルキー」P8-P14


番外編4 「連れ去られたミルキー」P15-P21


番外編4 「連れ去られたミルキー」P22-P28


番外編4 「連れ去られたミルキー」P29-P35


番外編4 「連れ去られたミルキー」P36-P42


番外編4 「連れ去られたミルキー」P43-P49


番外編4 「連れ去られたミルキー」P50-P56


番外編4 「連れ去られたミルキー」P57-P63


番外編4 「連れ去られたミルキー」P64-P70


番外編4 「連れ去られたミルキー」おまけ


小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


小話  屋台その2  VOL.155


小話  屋台その2  VOL.162


小話  屋台その2  VOL.169


特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.40


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.42


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.50


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.60


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.70


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.80


『アリスの大豪邸』 第2部 ACT.90


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.100


『アリスの大豪邸』第2部 ACT.110


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.115


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.120


『アリスの大豪邸』第3部 ACT.130


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.136


『アリスの大豪邸』第4部 ACT.140


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ブルーアイ.

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2006.01.12
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アリス 「やはりメルヘンみたいなお話がいいですよ。絵本にするのですから」

ニセアリス「アタシはこういうのを考えるのは得意なんだよ!
1つおもしろいネタを提供しようじゃないか!!!!」

アリス 「……………………またですか?!
考えるのはいいのですが……、
キチンとファンタジックな物にしてくださいね!」

ニセアリス「ああそうだな。では、こういうのはどうだろうか?




……人気の無いガランとした深夜の通勤電車車内に、1人の疲れた学生が座っていた。」





アリス  「ちょっと待ってください!」

ニセアリス「何?」

アリス  「また”通勤電車”ですか?!もっとファンタジックな設定でお願いします!
海とか公園とか水族館とか遊園地とか……」

ニセアリス「いいや、これだってじゅうぶんファンタジックだよ!
まあ、続きを聞いてよ!





その学生は疲れて電車の長椅子に深く腰掛けていた。

すると……、

その時、

隣の車両から、

なにやら、子供たちがギャースカ言っている声が聞こえた。」





アリス  「……………………。(;-_-)」





======================================================================




「こんな深夜の列車に子供たちが乗ってるなんておかしいな?」

学生はそう思った。
でも学生は疲れていたので、最初はその声をそんなに気にもせず放っておいた。だが、子供達の会話の内容をよく注意して聞くと、”誰かをイジメている”ような感じだった。
そこでだんだん気になってきた。

子供「こいつ生意気なんだよ!このこの!」

ドカドカドカ!

? 「たっ、助けてくれえーーー!」

子供「いじめてやるぜ!!!」

ドカドカ!バキッ!

人を殴る音のようなものが聞こえてきた。そこで学生は立ち上がって、隣の車両の様子を見に行く事にした。

子供 「このやろう!!!お前を見てると、うっとおしいんだよ!」

ドカドカドカ!バキッ!バキッ!ゲシッ!

? 「うわーーーーーーーー!!」

そして学生は隣の車両との連結部分から、向こうの車両に入って行った。
そこでは数人の子供達が、床に倒れた”誰か”を囲んで、足蹴にしているようだった。何人もの子供たちの足の隙間から、倒れている”誰か”をよく見てみると……、

それは”人”ではなく……、

大きな……、







”亀”だった。








学生は子供たちの集団に向かって歩いて行った。

ドカドカドカ!




学生「いじめるのは止めろ!!」




学生は怒って大きな声で注意した。
すると……、子供達は一目散に隣の車両へ逃げて行った。
床には殴られた跡のある大きな亀が横たわっていた。
体長が1メートル以上もある大きなウミガメだった。
亀はぐったりしていた。

「(死んでいるのか?)」

学生は思わず亀に声をかけた。

「大丈夫か?!」

すると……、

なんと不思議な事に、




亀が学生に向かって喋りだしたのだ。




ウミガメ 「あっ……、ありがとうございます、学生さん。
私なら、しばらく休めば大丈夫です。
ところで……、助けていただいたお礼に、貴方を竜宮城へお連れしたいと思うのですが……」

学生  「りゅっ、”竜宮城”?」

ウミガメ 「貴方は心のやさしい方ですので、ぜひ、私達の竜宮城へお連れしたいと思います。」

学生  「でっ、でも、俺。これから家に帰るとこなんだけどな。”竜宮城”に寄ってたら何時に帰れるか分からないよ」

ウミガメ 「心配いりません。”竜宮城”はすぐ隣の車両の中にあります。」

学生  「隣の?」

学生がこの車両の奥の連結部分を見ると、先の車両では、なにやら宴会列車の中ような酒盛りが行われていた。さらに、その車両の中だけ、他と違って明るい光で満たされていた。
そこで学生はフラフラとその車両の方に歩いて行った。連結部分から中を覗き込むと……、そこでは綺麗な乙姫様たちが舞を踊っていた……。
そのうち、1人のかわいい乙姫様が学生に気がついて、彼の所まで歩いて来た。そしてこう言った。





乙姫様 「あっ、こちらの車両を利用される場合は、座席指定券の他に”玉手箱”が必要です」






======================================================================



アリス  「……………………?????(;-_-)」

ニセアリス「なっ!ファンタジックだろ?」

アリス  「なぜ、通勤電車がたびたび出てくるのです。」

ニセアリス「そりゃあ、『電車○』のヒット以来、”ファンタジーと言えば通勤電車”と言うぐらい今ではメジャーな設定だよ」

アリス  「……………………。

すみませんが、そのお話はちょっといいです。おいときましょう。
もっとファンタジックな設定の方が絵本にしやすいので。
その方が絵本の画面が綺麗になりますから」

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目次 

→第1話~第14話
→第15話・第16話
→第17話
→第18話
→『番外編』
→マンガ『ミルキーとブランコ』
→マンガ『連れ去られたミルキー』





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Last updated  2007.07.09 05:11:21
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