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カテゴリ:【機動捜査隊 ALICE】
ワルアティー教授「ガツガツガツ!ガツガツガツ!
モグモモグモグモグ! ゴクゴクゴクゴクゴク……、」 ワルアティー教授は実にうまそうに料理を食べました。 ウエイター「大きなサザエがございますが、いかがいたしましょうか?本日は特に大きい物が入荷しました。これほど大きいのはめったに取れません。 壺焼きやお刺身などが出来ますが、いかがでしょうか? またアワビも本日は特別に大きい物がございます。ご注文頂ければ、お刺身にしてまいります。」 ワルアティー教授「よーーーーーし!もって来い!ジャンジャンと!」 ウエイター「はい!かしこまりました!」 こうしてウエイターは意気揚々と部屋を出て行きました。 サギシーとウソツキーはお会計の方を心配しています。 サギシー「……………………。」 ウソツキー「……………………。」 ワルアティー教授「どうした?オマエラも食え!食える内にたんと食っとけ! 今食っとかんと次はいつ食えるかわからんぞ!」 サギシー「でもオヤビン……、 そんなことしているとまたすぐにお金が無くなりますよ!」 ウソツキー「そうですよ。お金ってあると思ってもすぐに無くなる物です。」 ワルアティー教授「なあに!無くなればまた偽造カードで……、」 その時、ドアを開けて先ほどのウエイターが戻って来ました。 ウエイター「サザエとアワビをお持ちしましたあ!!」 サギシー「うわあああああああああああ!!」 サギシーとウソツキーはあわててウエイターを下がらせました。 サギシー「………………。」 ウソツキー「……………ふう。」 しかし、ウエイターはサザエとアワビは置いていきました。 ワルアティー教授はそのお刺身を食べます。 ワルアティー教授「う~~~~ん、美味じゃ! ガツガツガツ!ガツガツガツ!ガツガツガツ!!」 サギシー「……………………。」 ウソツキー「……………………。」 ……そして2時間後。 ワルアティー教授「ひっく!ひっく!」 ワルアティー教授はすっかり目が座っていました。 ワルアティー教授「う~~~~、ひっく!ひっく!」 サギシー「……………………。」 ウソツキー「……………………。」 ワルアティー教授は酒の空ビンを取って、それを目の前で振りました。 そしてビンを逆さにしてグラスの所に持って行きました。当然、滴が2から3滴こぼれただけでした。 ワルアティー教授「誰だ?!ワシの酒を飲んだヤツは?!」 サギシー「オヤビンです。」 ワルアティー教授「ウソをつくな!ゴラア!」 ウソツキー「また始まった。」 サギシー「ウソじゃありません。私たちは一滴も飲んでいませんので。」 ワルアティー教授「まったく! ワシの大事な酒を勝手に飲みくさりやがってぇーーーー! ワシが寛大な人間でなかったら、今頃オマイラは……、 うぃ~~~~! ヒック!ヒック!」 サギシー「……………………。」 ウソツキー「……………………。」 ワルアティー教授「いいから!!酒を持ってこーーーーい!」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.07.17 01:29:30
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