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BLUE ODYSSEY

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小話  屋台その2  VOL.141


小話  屋台その2  VOL.148


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小話  屋台その2  VOL.162


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特別編 『アリスの大豪邸』 


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.10


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.20


特別編 『アリスの大豪邸』 ACT.30


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ブルーアイ.

ブルーアイ.

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2013.04.22
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カテゴリ:南極ストーリー

コウテイペンギンのリチャードがスーパーで食料品を買った帰り道のことです。

スーパーの前になんと”かき氷屋”が出来ていました。
今まではたこ焼きやらお好み焼きやら焼きそばやら、クレープやらが売っていたようです。
ですがリチャードはいままで買って食べたことはありませんでした。だからこのお店のことはいままであまり気にとめたことはありませんでした。

その場所で今は”かき氷”などが売っていました。
かき氷やソフトクリーム、アイスクリーム、シャーベットが売っていました。
かき氷は色とりどりの蜜がかかったものがありました。

リチャード「ほーーーーー!こんな所にかき氷屋が出来ているよ!」

それを売っている女性は……、美しい人間の女性でした。
髪の毛は左右でそれぞれ結んでいました。
リチャードは1つ買っていこうかな?と思いました。

女性「買って!買って!買って!買っていってよ!お兄さん!」

なんだかすごく甘い感じの、独特のしゃべりかたをする女性でした。

リチャード「うーーーーーん。」

かわいいエプロンを着けていました。20代の女性です。アルバイトでしょうか?
モデルみたいな綺麗な顔をしていました。
その顔は神秘的にも見えましたが……、しゃべり方はその顔に似合わずフレンドリーでした。

かき氷はお皿に山盛りになったサイズが売られていました。
いろいろな種類が売られています。
抹茶に小豆が入っている物。イチゴ色の物、黄色の物、そしてブルーの色の蜜がかかった物もありました。それらの色がミックスされひとつの氷の山にかけられた物や、練乳のかかった物もありました。

でも、けっこうなお値段がする物が多いです。専用のお皿に乗った物なら、小のサイズで350ゴールドぐらいしました。

リチャード「おいしそうだけど、高いなあ。」

女性「それならお兄さん、こっち!こっち!」

大きな紙コップの中にかき氷を入れる物なら100ゴールドでした。
サイズは小さく、そこに蜜をかけただけの物でした。

リチャード「なかなか良いな。じゃあ、これひとつ。」

女性「はいは~~~~い!!
そうこなくっちゃ!味はどんなのにする?」

リチャード「ん~~~~とね?
オーソドックスな白蜜でいいや!」

女性「オッケー!蜜をたっぷりかけてあげるね!」

なんだかすごく甘~~~~い声でした。
いや、かき氷でした。

女性「はい!大サービスしといたよ!」

かき氷は小さな紙コップに山盛りでした。

リチャードはそれを受け取り、一口食べて見ます。
パクッ!

リチャード「甘~~~~い!!」

自転車でいろんなところに出かけているリチャードにとっては暑い中で食べるかき氷は格別の味がしました。
暑い夏です。







THE END





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Last updated  2013.07.18 21:15:36
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