でもニセアリスはごまかし続けました。
それでしかたなくアリスはその時は聞くのをあきらめました。
でもあの女の子がミルキーとは別人だとわかってホッとしたアリスです。
あの女の子は外へ出て行ったきり、再び帰って来ることはありませんでした。
しばらくしたある日のこと、アリスはまたミルキーに聞きました。
その時はニセアリスはお家にはいませんでした。どこかへ出かけて行ったようです。
するとミルキーは、
ミルキー「あのね、あれは”鏡”の中から出て来たの。」
と言いました。
アリス「ええ?!鏡の中から?」
ミルキー「そうだよ!」
アリス「まあ、それはどこにある鏡ですか?」
ミルキー「”物置”にあるんだよ!扉の向こうの!」
アリスがその鏡を探そうとしたのですが、地下へ通じる階段にはすでに鍵かかっていて、行けませんでした。
どうやらこの家の持ち主であるウサギさんが封印したようです。
アリス「……………………。」
アリスはニセアリスが出て来た時のことを思い出しました。
アリス「……………………。」
そう言えば、あの女の子はニセアリスの言動や行動にそっくりでした。
アリスはそれを思い出したのです。それでアリスは一応あれが誰だったのか理解しました。
THE END
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Last updated
2014.03.16 18:17:52
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