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幼稚園の運動会当日は、陽射しが眩しい絶好の運動会日和!!
駐車場整備(ライン引きしたり、車の誘導するんだって)のため 早朝から出かけていったらしい(←当然のように私は寝てました^^;)ダンナ。ご苦労さま。 幼稚園の運動会なんて、他人事。ばっくれてのほほ~んと一日過ごすつもりだったのに…。 一時帰宅したダンナに 「ねえ?観に来ないわけ?(来年入園するかもしれないんだよ?ホントに観ないの?え?)」と 言外にほのめかされ、チビを連れ少し離れた運動場へと、しぶしぶ見学しに出かける。 けど運動場は…観戦しに来た父兄たちの場所取りがトラックを何重にも取り巻いていて、 見えるのは大人ばかり。園児のちっこい姿なんて、これっぽっちも見えないでやんの(汗)。 (私がチビッコの頃は、ゴザやビニールシートで場所取りしたモンだけど、 最近じゃ皆さま、キャンピングセットを持ち込むのね。たまげたわ^^;) 場の雰囲気に興奮したのか、チビは運動会なんてそっちのけ。大ハシャギで駆け回るばかり。 私は出し物を見る余裕もなく、ひたすらチビの後を追いかけるだけ(苦笑)。何しに来たんだよ^^;。 ようやくカキ氷を食べながら、チビと二人で園児達の演技を観る。 うわっ!スゴいよッ!年長(?)さんが組み体操してるッ! うわっ!合図に合わせて、きびきび動いてるよッ! 落ち着きのないチビでも、入園して2年もすれば、こんな芸が身についちゃうのね(瞳きらきら)。 しっかも、チビよりちっちゃい子が、体操着着てるよッ! ウチも2年じゃなく、3年保育にすれば良かったかしら。。。 そんなチビは帰り道に「運動会、楽しかったね♪」だって。 演技なんかぜんぜん見やしないで、ただ運動場を走り回って、カキ氷食べただけじゃん(怒)。 ま、来年は観る側でなく競技する側。一年後のチビの姿が、とっても楽しみだわ♪ (でも、まだこの幼稚園に入園させると決めた訳じゃないんだけどね^^;。えへへ) * 本日の読書 * 鯨統一郎『ミステリアス学園』(カッパ・ノベルス)を読む。 別口の図書館さまから届いた一冊。読みたかった本なので、サクサク読了^^。 第一話は「本格ミステリの定義」、第二話は「トリック」、第三話は「嵐の山荘」と、 ひとつの章で“本格ミステリについてのレクチャーとその実践”が、楽しめる構成になっている。 しっかし全体を通じてみると、そこには鯨作品ならではの“しかけ”があって、、、。 クスクス笑いながらミステリのお勉強がばっちり出来るので、ミステリ初心者にも そうじゃない読者にも、為になる愉快で楽しい本なのかもしれません。 (「付箋を貼りながら読めば良かった…」と後悔したのは私だ^^;) 巻末の「ミステリ作家実質デヴュー年区分表」に「本格ミステリ度MAP」はお役立ちですね。 ただ、このラストは…(汗)。やっぱりこの本、バカミスなんでしょうか。 鯨統一郎という人物は、まだ覆面作家のままなんだとか。 だから第六話の扉の人物が、とっても気になる気になる。この人物が鯨さん、なのかな? 次に読んだのが、荒川洋治『忘れられる過去』(みすず書房)。 そもそもこの本は、ダンナが自分が読むために借りてきた本なんだけど、 「あなたも本読みを自称するなら、この本ぐらいは読みなさいよ」と貸してもらった 読書にまつわるエッセイ本なのである。 えーっと、どこから話そうかな? TBSラジオ朝の番組に「森本毅郎スタンバイ『日本全国8時です』」という番組があって 出勤途中のダンナは、毎朝その番組を聞いているんだそうだ。 毎週火曜日は詩人の荒川洋治さんが登場。 司会の森本さんを相手に、朴訥とした語り口で文学談義をするようすがとても愉快で、 何より、話の内容がとてもためになるから、あなたも聞いてご覧なさいよと、 毎週のように言われている。 (ラジオを聞く習慣のない私が、毎週欠かさず番組を聞けるとお思い?聞いてないよーん^^;) で、話を『忘れられる過去』に戻すけれど、 最初はダンナ、このエッセイ本を「番組のネタ本」だと言って持ってきたのだ。 唯一ラジオを聞いた時のネタだった「「文芸部」の時代」が活字になっているから てっきり私もそう信じて読んでいたけれど、どうやら発表したエッセイや随筆を、 番組でネタにしてしゃべっていたらしい。つまり逆だったという訳。 こう活字で読んでみると、荒川さんの朴訥として面白みのあるしゃべりで話されたお話が、 ちょっぴりおすましてるような気がする。同じ内容なんだけど。 二度楽しむ為にもやっぱり、毎週火曜日の荒川さんのコラムは聴かなくっちゃね。 しっかし、詩に疎い私。荒川さんのお名前は知っているものの、肝心の詩は…(大汗)。 本の内容ですが…言葉に敏感な詩人ならではの言い回しや、独特の視点に興味をそそられる。 文章のちょっとした箇所から伝わってくる詩人の人柄がとても微笑ましいし、 またとってもエライ人なのに、決してエラぶらない、いつでも自然体なところにも好印象。 このエッセイを読んで、ますます惚れ込んじゃったかも(*^^*)。 収録されたエッセイ74編のうち、印象に残った話は 「本を見る」「読書のようす」「メール」「短編と短篇」「詩集の時間」 「場所の歳月」「暗い世界」「きっといいことがある」「文学の名前」「びっくり箱」 そして「空を飛ぶ人たち」かな。 「文学の名前」から、ちょっと引用すると。。。 早稲田大学での講義の際、荒川さんは学生たちにたずねたそうだ。 いまからいう三人のうち、名前だけでも知っている人は、何人いますかと。 その三人とは「深田久弥」「村山知義」「恩地孝四郎」の三名。 このうちの二名は知らないと本を読んでいる人とはいえないと思う、と荒川さんは語る。 辛うじて二名知っていたけれど……。 こんな風に「本を読むこと」「知識」について深く深く考えさせられるエッセイなんである。 図書館で借りて読むよりも、手元において好きな時に好きなエッセイを ぱらぱら読むのに、とても適している本だと思う。 エッセイだけでなく詩人荒川洋治の作品にも、ぜひぜひ触れてみたい。 あぁぁぁぁぁ!なんてこったい!! ドサクサに紛れて『プラネテス』&『実写版セラムン』を見損ねちゃった!(号泣) 来週こそは、忘れずに見るぞッ!!『鋼の魔術師』は半分ぐらい見たけどね。エニックスなんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Oct 6, 2003 02:03:04 AM
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