〆小型機械の写真撮影
午後から、某スタジオで写真撮影です。携帯電話くらいの大きさなので、持ち運びは楽なのですが、これはこれで撮影は大変。バックにグラデーションを使いたいのに、範囲が狭すぎてグラデにならなかったり、ライトや布の位置が、シビアに影響してきます。しかも、どアップなので、被写体を磨いておかないと、指紋が見えたりするのです。とはいえ、プロのカメラマンがやってくれますから、ビシバシとライティングや構図が決まって、撮影は進んでいきます。私はイエスマンとなって、OKを出すだけ。これは楽だな、と思っていたら、ラストカットにダメだし。いえ、ダメではないのだけど、微妙によくない。装置のこの面が鋭角に写るように、とお願いして、ライティングが全面取替え。今度は、装置の上部がテカってしまって、許容できない。また、ライティングがチェンジ。三度目の正直で、いけそうな感じ。ミリ単位でライトを振って、アクロバティックな体制でレフ番と黒布を支えて撮影。おっけー!撮影終了ー。外光が入らないスタジオでの撮影は、時間の間隔が麻痺しがち。特に、暗闇で撮影した後、陽光と同じ色のライトの下で打ち合わせたりすると、徹夜気分が味わえます。今日も、明るいスタジオから出たら、外は真っ暗。スタジオに何日も篭ったような錯覚がして、まだ週明けだというのに、週半ばまで働いた気分になりました。