新年度開始にあたって、どさっともらった書類には親が署名して提出しなければならないものが多くある。
例えば服装規定だ。これは中学校(注)のものだけれど、かなり、細かい。
- スカートは(立って手を伸ばした)指先よりも短くてはいけない
- ファッションを意図して穴をあけたもの
- 挑発的、わいせつ、ギャング的なもの
- たるんだもの(これも意図的にということですね)
- 腰骨より下がったズボン、下着が見える着方
- タバコ、酒の宣伝が入ったもの、あるいは不適切な文言が入ったもの
要は学業の場にふさわしい、清潔なものをということで、さらにこれらの服装規定に該当するかどうかは学校側の判断に委ねられるとある。
日本の学校は管理が厳しすぎると言われることが多いような気がするけれど、少なくとも子供たちが行っている学校を比べれば管理面ではむしろこちらの方が強権的、高圧的な面を感じる位だ。
携帯なんか没収されたら返ってこないらしい。
因みにピアス、髪型について注意はなし。髪型は注意のしようがないからでしょうね。
まじめに勉強に勤めていればどうということはないのだけれど、公立の中学校でも退学はあるし、そうなるとその子供はどうなるのか、今度知り合いに聞いてみたい。
姉娘は各教科ごとの先生全部から親宛のレターをもらって来た。
それぞれ、自分の学科の成績方針-期末テストが60%、レポートが20%など-と生徒に求められる授業態度等が細々書いてある。
ベルが鳴った時点で席に着いていること
何分以上遅れたら入室は認めない
バインダーは1インチのものを用意すること
などなど、、、、、
書いてくれるのは助かる。
姉娘だって、こんなこと口頭で説明されたらついていけまい。
いや、紙に書いてあっても読む気はない。
「これ、保護者宛のお知らせよ」
「そう、でもここに持ち物リストとノートの取り方が書いてあるわよ」
「えっ、なんて?」
「自分で読みなさい。長いんだから」
「うぎゃぁーっっ」
あなたは立派な健常児、「大変なんだから手伝って、読んでよ~」位、何故言えない!
色々書いてある分、要望、質問はいつでもどうぞ、と学校以外の連絡先が書いてある。
それぞれに生徒本人と保護者のサインを入れて提出するが、これは先生とのいわば契約書なのね。
注)りおは6年生ですが、この地域では6年から中学生です。
小学校と中学校は分かれていますが、中学1年生ではなく6年生と呼びます。
9月から新年度で7年生となりました。