セグウェイをご存知だろうか。
数年前に世紀の発明という触れ込みで大々的に発表されながら、その後普及にはいたっていない一人乗りの電動移動装置だ。
アメリカでも大学のキャンパスの中で1回、見かけたくらいで大変珍しいものなのだけれど、これを使った2時間の観光ツアーがあると聞いて、是非乗りたい!と言ったのはりおではなく、メカ好きの夫だ。あの、バランスの取り方と運転方法は驚異的なのだ!そうだ。
まあ、夏休みの思い出に行って見ましょうか、と参加条件をみると12才以上で体重が40kg以上と書かれている。「あの、息子は35kgしかないんですが、(ほんとは32kg、やせているんだ、この子は)」と問い合わせてみると、35kgならOKということで行ってきた。
最初に40分程度乗り方の講習があって、操作方法を学ぶ。前に身体を傾けると前進、後ろに倒すと停止、さらに倒すと後進、ハンドルを軽く回すと左右にと、いたって簡単なのだけれど、なにしろ2輪で何も支えるものがないから最初は不安なのだ。静かに乗り降りしないと前後に動いてしまうし。
りおは大丈夫かと見ていると最初はおっかなびっくりながら順調に乗りこなし、ツアーを楽しんできた。
その姿を見て、思ったこと。
前々から思っていることなのだけれど、この子が成長したとき運転免許って取らせていいものなのだろうか。
公に制限するものは何もないし、能力的には普通免許を取れると思う。仕事にも必要なことはあるかもしれないのだけれど、普段はよくても、何かあったらどうなるのか。
人身事故は誰にでも起こるものだけれど、この子は危険度が高いのだろうか。一概にそうとも言えないようにも思えるのだけれど、、、、
できることはさせてやりたいのだけれど、これは悩む。
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