また民主党政府が無駄遣いかい?
政権の売り込みの主なネタだった事業仕訳も隘路にはまって
政治屋よりは頭の良い各官僚は少しも怖さを感じなくなっているようですね。
第1次、第2次には無茶の仕方さえ見えなかったから、
理の通らぬ子供が無茶を言うかわからない様な恐さや、
正常な思考ができない極度のヒステリー症状の患者や、
自己管理のできない統合失調症と呼ばれる精神障害の患者が
何をしでかすかわからない仕訳の攻撃法の恐さから恐れていたに違いない。
今日頭に来たのは、
幼児虐待に対する政府関係費用が補正で1000億円上積みだそうな。
確かに虐待件数が40000件を超えたというのはゆゆしき問題でしょうね。
しかし、こんな巨額を国民からの借財で補填する必要があるのでしょうか。
教育対策費が現状通りで、厚労省に手厚いのは政権政党のマイブームなのでしょうか?
広報、宣伝、人件費、施設等々に使われるのであろうが、
虐待をされてきた人が子育てをするとき、
自分の受けた惨めさを反省して、
「金輪際すまい」と誓うが、自身の原体験から方法が見つからず、
自分の型にはめ込もうとするあまり、虐待を期せずしてしてしまうのですよね。
そんなことが多いと言われています。
最近の事象で、3歳と1歳の幼児が虐待を受けたことがありましたよね。
こんな子供の虐待を見抜くことは行政施策でこなせるものなのでしょうか?
「いじめ対策」と同様で、対症療法、ないし対処方法でしかありませんよね。
一寸考えてみてください。
虐待を受けている子どもが、声を上げられますか?
大人はどうでしょう? やはり声は出せないのが普通ではありませんか?
学校に痣などの症状が見えたら…
とはいいますが、学校が少々の事をいっても、児童相談所は調査はするでしょうが、
未だに強制執行は出来ないのが実情ではないでしょうか?
もっともっと外堀を埋める施策をしなくては、だめに決まっていますよ。
いじめる人、虐待をする人たちは決まって人目を気にするのですよね。
母と子供、父と子供、祖母と子供、祖父と子供どれも
大人が一人で子供を見ていると、
自分の言うことを逆らいながら育っていく様を容認できなければ、
強制的にきかせようとしますよね。
当然です。
しかし、そこに別の大人が居たとすれば、手に掛けるときにも
多少傍目をはばかりますよね。
ここが肝心なのでしょう。
よく、父親が暴力を振るう家庭で、母親が手を出せないという例をききます。
しかし、ここに年寄りが居たらどうでしょう。
「おまえ!なにやってるの!こどもにそんなことして!」
元気のよい年寄りならば、そういうでしょう。
気の弱い年寄りでも、目に余ることが繰り返されていれば、
きっと誰かに思いあまって相談するのではないでしょうかしら?
それが、保護策であり、抑止力なのではないでしょうか?
最近頭のよい子を育てるには、リビング(居間)で勉強させるとよい。
などといっていますよね。
正論でしょう。しかし、子育てそのものに居間で人目のある中で育てれば、
育てる側はもちろん、育てられる側にも限度を超えた行動は
減るのではないでしょうかしら?
そうした、複数世代の同居、特に子育て世代の上の人が同居していることが、
とても大事なことだと私は思うのです。
これは、核家族化の弊害の最たるものだと評価しているのです。
こんなことに年間1000億円もの追加予算での行政施策をしておいて、
9兆2000億円の無駄遣いを仕分けているのか、仕切っているのかわからぬ
方々の素人さを悲しく思う今日のニュースでした。
国民の扱いやすい声を取り上げるのではなく、どの問題に関しても
抜本的行政試作を望まずにはいられない10月末日でした。