テーマ:教育つれづれなるままに(39)
カテゴリ:教育・教師
新聞やYVでまたもやこんな記事が出て来ました。
教諭、女子高生に睡眠導入剤飲ませわいせつ行為 インターネットの自己紹介サイト(プロフ)を通じて知り合った女子高校生に睡眠導入剤を飲ませてわいせつな行為をしたとして、警視庁は28日、東京都小平市立中学校教諭・栗本裕司容疑者(56)(小平市小川西町4)を児童福祉法違反の疑いで逮捕したと発表した。 逮捕は12日。栗本容疑者の自宅からは少女らとのわいせつな行為を撮影したDVD約150枚が押収されており、同庁で調べている。 発表によると、栗本容疑者は5月6日夜、東京・新宿のホテルで、「避妊薬」と偽って睡眠導入剤を飲ませた上で、都内の私立高校1年の女子生徒(15)にわいせつな行為をした疑い。栗本容疑者は容疑を認めているという。 栗本容疑者はこの少女に、100回以上にわたって「上半身裸の写真がほしい」などとメールを送りつけ、写真を送信すると、「ばらまかれたくなかったら会え」と脅したという。 (2011年6月28日19時10分 読売新聞) この欄で私は、元教師であり、一時は教育行政にも関わっていたこともある人間として、 基本的には教職員の見方であることは致し方ないことと認めていただけるのではないかと 思っていたし、種々ご反論いただいた方々にも、駄文ではあっても後に残るものとして ここでの文面には抑えた書き方をしてきた。 今日この事件を目にして、自分が教職にあったことを悔いる程の思いがしてきている。 昭和46年に就職して2年目、だから昭和47年だよね。ある大手新聞の地方版に 「小学校教師 ストリップへ」(今ならもう少し曖昧な表現になっているだろうね。) こんな記事が載った。(この記事は私の逆座右の銘として今でも切り抜きがありそこから転写) この事件、管内の同僚教員が平塚市にあった劇場にいた。 そこに同学年のこの保護者(父親)が同じショーを見に来ていた。 この保護者のたれ込みで、支局の私の忌み嫌い品性下劣と評価する新聞記者が記事にしたもの。 この記者の名字は忘れもしない、後日校長になったとき中津川で水死した父子の事故について 気も動転していたときにくだらない電話取材をしてきた記者といみじくも同姓。 日本で多い名字の第1位の姓をお持ちであった。 つまり、ストリップ劇場にいた男二人が、片や小学校教師、一方は民間商事会社社員。 それでも小学校教員の方は新聞記事に、一方は英雄か? (新聞記者を忌み嫌う 教師は聖職ではない。これについても私は未だに譲るつもりはない。また反省もしていない。 しかし、損得勘定からいって、或いは商売としては 儲けになるか損失になるかという平たい勘定からいって 損であることを学んだ事件なのです。 今回の事件、新聞では「…わいせつ行為」と表現している。(朝日も同じ) これにも大いなる怒りを感じるのです。 読者に理解されるか否かは別として、新聞報道の教育としての死命として 「rape」と書くべきでしょう。 (英和辞典を引いてください。以前にもこのような例がありましたが、「楽天ブログ」のいい加減な「ことば狩り制限」で日本語であるべき意味を表現できません。ここには入れたかったことばは「淫」からはじまるものと「強」ではじまる二文字の熟語です。社会啓発的文面の記載を退けられたので、やむなく現代日本風没個性型表現としての「英語逃げ」を活用します。) 「被害者が未成年なのだからかわいそう。」等と誤った被害者保護を唱えるあなた。 ある種あなたのような方が、こんな恥さらしな教員を増長させるのです。 こうした教員、官公庁職員、警察官その他諸々、そして大手企業の看板を背負った民間社員も 退職金も、所有資格も総て剥奪した上で、下野(げや)させるべきだと思うのです。 決して「一時の迷い」等といって言い訳を聞いてはいけません。 「そこまでいうか?」とおっしゃるかも知れません。 私は、教頭時代に校長の許可を得てではありますが、諭旨免職にした職員がありました。 更に、校長時代にも不幸なことに外部での問題で監督責任を問われたこともあります。 そんな経験に裏付けされた、強い発言なのです。 この教員に同情の余地はありません。 諭旨免職について調べてみたところYサイトの問答集では誤った解説で「解決」マークが着いていました。 諭旨免職は「止めることを強く進め、そのことの大きさを反省し、退職金を辞退する。」 これが実際に私がであい、現場で言い渡した実例です。ただし、教員資格の剥奪はしない。 これよりも厳しい処分が懲戒免職処分です。 懲戒免職は解雇であり、当然退職金は欲しくてももらえないのです。 それだけに止まらず、教員免許 (大学で時間をかけて教育原理から初めて大抵2年間かけて取った単位) これを剥奪されるのです。従って、今後高等学校以下の学校教育には携われなくなるのです。 結論:今回の教員は当然懲戒免職であることはもちろん、GPSでも看板でも下げて、 人生後半を送らせることを切望します。 被害者の女子高生、気の毒だとは思います。しかし、「平成型日本流新純潔教育」 も必要ですね。(今のお母さんたちには出来るかな?) ちょっと問題発言ですが、この小さな記事から、 私はここに書いた10倍以上の思いを持ってしまっているのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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