テーマ:今日のこと★☆(104547)
カテゴリ:おもひで
毎年雪が降ると思うことです。
「雪は3月の卒業式直前に降るもの」 と勝手な定義を持っているBluesmokerです。 もう20数年前のことにもなりましょうか。 厚木市のS小学校に籍を置いていた頃、卒業学年の学年主任でした。 予行演習を本番の2日乃至3日前にやるのですが、 その予行をやっている最中からベト雪がしんしんと降ってきたのです。 式の前日、30cm余りつもってしまい、 宮ヶ瀬という山奥と戸田という相模川沿いの送電鉄塔が着雪のせいで倒れて、 県内広域の停電となったのです。 うちの学校もご多分に漏れず、明日の卒業式を停電の中で迎えることになったのです。 当時私はアマチュア無線に凝っていた頃でしたから(今ならTwitter?)、 「グループ各局!」「CQ,CQ!」を連発して発電機の調達を試みました。 上手く、大学時代の先輩の口利きで、今では大して大きくはないかも知れませんが、 1kwの発電機を持って来てくださる方があって拝借し、 灯りはつかなくても、 放送機一式はどれだけ使っても大丈夫な容量を確保することが出来たのです。 実際は10時開式の20分前に電気は通じたのですが、 体育館のそう元の電源を発電器に繋いでいましたので、 照明だけは東電、放送機は発電器に頼って無事卒業式を終えたのです。 これ以外にも三度ほど雪を忌み嫌ってしまうような卒業式がありましたっけ。 教頭時代には、脇役のはずの保護者が晴れ着でおこしになって 溶けた雪道で転んで泥だらけになっておしまいになった卒業式等々…… 私にとって雪降らぬ土地の雪というものは 薄氷を踏む思い、いや深雪に埋もれる思いで見てしまうのです。 今朝起きてみると我が家の周りはおよそ3cmの積雪です。 私にとっては雪は卒業式を不安にさせる材料なのですよ。 だから今年は穫っても早い積雪ですよね。←個人の感想です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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