ラスト2分の奇跡(釣り24年2回目)
4月30日(火)小潮アップするのに少し時間が経ってしまいました。去る4月13日の開幕戦は期待に反して当たりが全くないという悲惨な結果となり、間をおかず二週間後に再チャレンジとあいなりました。前回が酷すぎたので、流れを変えるためにも新兵器を導入。『魚に見えないピンクフロロ』。太さは4号相当です。スマホで盛んに広告が入るので買ってみました。その効果は如何に?GW前から天気予報がコロコロ変わる中で、耐え切れずにこの日に出ることにしたのですが。家を出たときはそうでもなかったのですが、西瀬戸道に入ると先のほうがなんだかモヤっています。全く見えない訳ではないので出ることにしたのですが、この判断は間違いでした。出港する時はまだマシだったのですが、海流美丸を止めてしばらくするとほとんど先が見えなくなりました。海流美丸にはレーダーを付けていますが、使い慣れないし、そもそも出港後に霧が出た場合のための緊急ツールとして導入した装置。最初から使う位なら海に出ない判断をするべきでした。船長失格です。 後悔先に立たずなので海上で霧が晴れるのを待ちながら釣りをすることにしました。視界が最悪で思うように先に進めないのでいつものポイントへ行ける訳もなく、適当に近場に止めただけだったのですがしばらくして同行したKさんが。食べ頃サイズのマダイ。さすがKさんです。しかしやっぱり後が続きません。この後に私には一回だけ当たりがありましたが、やっぱり修行が続きます。そうこうしているうちに12時を回りだいぶ霧が晴れてきました。Kさんに、時間が少ないけど行く?と尋ね同意を得てからいつものポイントへGO!せっかくいつものポイントまで辿りつきましたが、それでもやっぱり釣れません。しばらくしてそのポイントで海流美丸が流された向きに、ここはアコウなんだよね、とか言っていると本当にKさんにアコウが。しかしやっぱり続かず時間が過ぎてゆきます。14時30分に上がろうかとKさんに伝え、二回連続ボーズの影が見え始めた残り2分。ようやく私にきました。なかなかのサイズのアコウ。45cm。奇跡とも言える一匹。せっかく釣れたので、あと15分延長を決めると、すぐさま私にリリースサイズアコウと30cmのアコウが立て続けにヒット。奇跡の連チャン。じゃあ、また15分延長ね。その直後。きた。海流美丸でタイラバを初めてから13年目で初ヒラメ。ミラクルとしか言いようがありません。帰宅後に画像の時間を確認してみると、ラスト2分で釣れたアコウからヒラメが釣れるまで、わずか20分の出来事でした。それでもさすがにこの後は続かず、少し前から降り出した雨足が強くなってきたので諦めて納竿。数は少ないですが個体が大きめなので釣れているみたいに見えます。初物のヒラメは自分で持って帰ろうかとも思いましたが、この日の釣果では魚好きのKさん一家に申し訳ないので、Kさんに進呈することにしました。持ち帰ったKさんによるお造りの画像。Kさん一家に喜んでもらえたことでしょう。最後のラッシュがなければGW中にリベンジに出ようかとも考えていましたが、おかげでその後のGWを穏やかに過ごすことができました。