カメラアイ 木村伊兵衛が視た秋田
「木村伊兵衛」 の写真展 「カメラアイ 木村伊兵衛の視た秋田」を千秋美術館へ観に行った。 展示作品は全て秋田千秋美術館の所蔵作品ということであった。 日本で写真を趣味としていて「土門拳」と「木村伊兵衛」を知らぬものはまずいまい。 その木村が、私の住む秋田を40年以上前から撮り続けていたとは・・実に意外であった。 作品のほとんどが、昔の秋田県。 農作業をする人々や、雪の中元気いっぱいに遊ぶ子供達の姿をいきいきと映し出していた。 実際の農作業は、雪や風などの天候にも左右され大変過酷な世界である。 しかし、写真からは、不思議と逞しさや収穫の楽しさ、家族の絆などが、印象に残り、温かい気分になった。 テクニックはもちろんだが、人物をどのように撮影するのか、計算された構図など大変勉強になった。 デジタル化が進み、写真が手軽に楽しめる時代だからこそ、巨匠達の作品が際立って目立つ。本日のBGM AC/DC 「Go Zone」