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ぼちぼちいこか

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July 3, 2010
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彼の心は繊細だ。

生まれ落ちたときから、
何となく気がついていた。

華奢な手足。
とぎれとぎれの睡眠。

赤ん坊の頃から、
何となく不安なことがあると、
目覚めしまう。

そんな赤ん坊だった。

夜ふと目が覚めて、
隣で寝ているはずの私がいなければ、
家中を探しまわって泣いていた幼児期。

友だちとうまく遊べなかったら、
火の番をしていた。年少時代。
自然と生きる幼稚園だったので、かまどがあった)

そんな彼は小さい頃から、
自分の本当の気持ちを表現するのが
とても苦手だった。
というよりも、表現することに気づいていなかった気がする。

いつも悩みの核心ではない
その周りの存在する小さな悩みを解決しようとすることで、
自分をごまかそうと無意識に動いてしまう傾向がある。

悩みの核心を自分でも露呈したくなく、
自認したくないわけで、
そんな気持ちを認めることも怖いのだと思うのだ。

そんな彼だったけど、最近はなんとか悩みの核心を
自認することができるようになってきたような気がする。

おととい、予備校から帰宅した長男が、
ぽろぽろと泣き出した。

学校のクラスのことだ。

詳しくはかけないが、
担任との信頼関係も、
クラスの子どもたちの様子も
良いとは言えないらしい。


そんな中で、自分の居場所がないらしい。
なんのために受験勉強を要領よくしていけばいいのか
だんだんと分からなくなるらしい。

あーここが悩みの核心だったのだ。

「学校で居場所がない/自分の存在感がない」

そんなことどうでもいいと感じることが出来れば
楽になるのは簡単だけど、
そう思えないくらい、昨年のクラスは良かったからね・・。


学校って好きじゃない・・私は基本はそうなのだ。
だってね・・。何だろう。
私もダメダメな中高時代だったから、
特に高校時代は本当に悩んで悩んで、
長男と一緒で、学校行事も面白いとあまり感じなかった。
部活も途中でやめてしまったし。

ただ、長男と私の違うところは、
多分私の方が心が図太いんだと思う。
いや・・今だから図太いのか?

そんなことを引きずっていても仕方がない。

だけど、繊細な心の長男には
今が大事だったりするのだと思う。

そんなことを思いながら、
この夏、彼がどう成長するのか。

見守るしかないんだな・・と母はおもうのだ。

悩みの核心を口に表現するまでのスパンがかなり短くなった今、
多分・・これから彼は急成長するのだと
母は期待をしている。








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最終更新日  July 3, 2010 06:57:20 AM
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