テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:★★★★★
最近、同じ人ばかり登場しているような気がする。CDを買うときは、興味を抱いたジャズマンのCDを集中的購入する傾向があるのだ。一応はローテーションを組んで聴いてはいるものの、結局は同じ人ばかり聴いている。これが1~2年周期で徐々に入れ替わっているようなのだ。
そんな訳で、今の私はデクスター・ゴードンがお気に入りなのである。(もちろん、他にもお気に入りはいっぱいいるが・・・。)そんな私の一番お気に入りのデックスがこのCD。ヨーロッパで枯れた味わいになる直前のギラギラしたデックスが聴ける。名盤"GO!"(1962年)の2日後に録音された作品で、メンバーも全く同じ。これで悪かろうはずがない。(ピアノがソニー・クラークだしなー。) それでは、なぜ"GO!"のように名盤扱いされないのか?これは、"GO!"には名曲"Cheese Cake"が入っているからだろう。私は"GO!"も好きなのだが、陰にかくれた"A Swingin' Affair"を応援したい。 このCDは、1曲目のデックス作のラテン曲"Soy Califa"で楽しそうに吹いているデックスが、2曲目の"Don't Explain"で一転して悲痛な表情に変るところが聴きどころであろう。デックスのバラードは別に大したフレーズを吹いている訳でもないのに、心にグっっと迫るものがある。 このCD、バーボンでもやりながら聴いたら最高だろうなー。 猫麻呂ポイント:★★★★★(5.0) Dexter Gordon / A Swingin' Affair (BlueNote) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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