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ジャズの神様の思し召しのままに

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2005年12月06日
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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:★★★★
典型的なウェストコースト・セッションだが、このマニー・アルバムの"Greats of Our Time"シリーズは参加メンバーが豪華。コンテ・カンドリ vs ハリー・エディソンやジャック・シェルドン vs カンドリ、ハーブ・ゲラー vs チャーリー・マリアーノなんて組合せが当たり前のように表れる。目立たない割にはとんでもないことが起っているのである。

1曲目"Inter Woven"では、いきなりゲラーvsマリアーノ、カンドリvsエディソン、ビル・ホルマンvsリッチー・カミューカという3つのバトルが登場。個人的にはゲラーの参加が嬉しい。ステュ・ウィリアムソンもバルブ・トロンボーンで参加しているが、どうせならトランペットでバトルに参加して欲しかったなー。
2曲目"Afterthoughts"はスローの渋い曲。バトルではないが、カップミュートvsハーマンミュートの小節交換がある。カミューカとゲラーは渋いソロを披露し、プロのいい仕事が堪能できる。
3曲目"Sweet's-Bread"は、曲名から推測されるとおり、エディソンをフィーチャーしたナンバー。
4曲目はまったりした"Jive at Five"。エディソンのソロは職人芸の領域。
5曲目"Thunder Burt"はアップテンポのブルース。アル・コーンやジョー・ニューマンが登場しそうな雰囲気だが、このメンバーならではのモダンで洒落たソロが楽しめる。
6曲目"How Long Has This Been Going On"はシェルドンvsカンドリの絡みが楽しめる。それ以上にゲラーのソロが絶品だ。
7曲目"It's DeLovely"では再びカミューカvsホルマン、カンドリvsエディソンが楽しめる。

全体的にアレンジも大したことないし、ガツンと来る演奏もないが、たまに聴くと「楽器の上手い人はいいよな」とやっかみたくなる作品だ。こういう演奏を生で聴くと、楽器の上手さに本当にビックリするんだろうなぁ・・・。

猫麻呂ポイント:★★★★(4.0)
Manny Albam / Greats of Our Time Vol.2 (Coral)
Manny Albam





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最終更新日  2005年12月06日 23時37分40秒
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