テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:★★★☆
ベスレヘムの1000円シリーズで、チャーリー・マリアーノの2作品が登場した。ワンホーンの"Charlie Mariano Quartet"の方が有名だとおもうが、今日のCDは3管編成でにぎやかにやっている方の作品だ。
もちろん、マリアーノをお目当てに聴くのであれば、ワンホーン作品のもう一方の作品の方が絶対に良い。しかし、この3管編成のセッションでは、他のホーン陣も楽しみたい。フランク・ロッソリーノのトロンボーンは言うまでもないが、ステュ・ウィリアムソンのトランペットが渋くて良い。ジャック・シェルドンやドン・ファガーキストのようなテクニシャンではない分だけ、しみじみとした味わいがある。 この作品では、マリアーノのテナーサックス演奏という珍しいものが聴ける。この演奏はとても上品とは言えない演奏なのだが、マリアーノの演奏ということだけで我慢して聴いている。まぁ、このくらいは多めに見よう。バラードの"I Should Care"にも挑戦しているのだが、どうもフレーズがアルトサックスそのまま、というのが可笑しい。 まぁ、普通に買うなら"Charlie Mariano Quartet"であり、モノ好きな人はあわせてこの作品も聴いてみる、というのが良いだろう。 猫麻呂ポイント:★★★☆(3.5) Charlie Mariano / Charlie Mariano Plays (Bethlehem) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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