|
カテゴリ:ビーチボーイズファミリー
ビーチボーイズはこのアルバムから古巣キャピトルを離れ、自らのブラザーレコードからのリリース第1弾ということになりました。
アルバム発売時のチャート成績は悲惨なもので100位以内にも入らないありさまでしたが、近年再評価の機運が高まり、70年代のビーチボーイズの最高傑作とする動きも出ています。 個人的にはアルバム購入前からよく知ってた曲が3割程度あり、そうでない曲との思いいれの差が埋められず、いまだに消化不良気味になっています。 「アド・サム・ミュージック・トゥ・ユア・ディ 」 これは文句なしに素晴らしい曲です。 メンバーが各パートをわけあってますが、特に中間あたりでのWOW WOW部分のカールのヴォーカルは何度聴いてもジーンときます。 ブルースも優しい歌声を聴かせてくれています。 「ディードリ」 ブルース・ジョンストン、ビーチボーイズ名義での2大名曲のひとつが出ました! (もうひとつはモチロン「ディズニー・ガール」) 後にソロアルバムでセルフカバーしていますが、個人的にはこのヴァージョンが決定打ですね。 もう全てが素晴らしく美しいです。 このアルバム、ブルースが大活躍していてあと2曲リードヴォーカル曲があるんです。 「ティアーズ・イン・ザ・モーニング 」 こっちはマイナー調で悪くはないけど、ブルースにマイナー調はあわない気がします。 「アット・マイ・ウィンドウ」 これは自作曲ではないです。 優しい歌声が堪能できますが、曲がやや単調かな? あのスマイルからの流用曲もあります。 「クール・クール・ウォーター」 原曲はよく知られている通り「アイ・ラブ・トゥ・セイ・ダ・ダ」という曲で、そのイメージとダブっていますが、別の曲に仕上がっています。 これはスマイル抜きにしても涼しげな曲として聴けるのではないでしょうか? 「ディス・ホウル・ワールド」 ブライアン作。カールが歌ってます。 現在のブライアン・ウィルソンのライブでもとりあげられている曲なのでブライアンお気に入りの曲だと思われます。 個人的にはまぁ普通に好き位。 「アワー・スウィート・ラヴ」 カールによる文字通りスィートな曲です。 これ以外の曲が個人的にはまだ消化不良気味でアルバム全体として気持ちよく聴きとおせない状態になってしまってます。 でも上記の曲のクォリティは間違いないですし、名盤まではいえなくても好盤であることは確かでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ビーチボーイズファミリー] カテゴリの最新記事
|
|