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カテゴリ:その他の音楽(海外)
先日会社の忘年会の余興のひとつとして行われたくじ引きでギフト券があたったので、普段気になっているけれどなかなか購入に踏み切れないものを買おうと思って、このDVDを購入しました。
フォリナーは「アイ・ウォナ・ノウ」以来ずっと好きで、全アルバム持っています。 曲の平均点が高いのと、何といってもルー・グラムの声が素晴らしい! ハイトーンで金切り声だけど独特のつやがあるんですよね。 声が濡れているというか・・・ 1992年には来日公演も見に行きました。 この頃は一度ルー・グラムが脱退した後の復帰直後でした。 もともと日本ではジャーニーやTOTOほど人気がないのでしょうか、NHKホールは6割程度の入りで、ヒット曲が次々でてきて良かったけど、物足りなさも残りました。 その後もメンバーが一新したりしながらも地道に活動を続けていると思っていたのですが、最近めっきり消息をきかないと思っていたら、1998年頃ルーグラムは良性の腫瘍摘出手術を受けていたとのこと。 このライブは2003年収録のバンド25周年記念ツアーのライブ&ドキュメントということで、かなり低予算で制作されたようです。 ジャケットに写るルー・グラムの容姿に若干の不安をおぼえたのが却って観てみたい気になったのは確かです。 何となくぽっちゃりしていて顔に精気が感じられませんでした。 中身を見てビックリしました。 ジャケットに写ってるのはまだ細く写ってる写真を選んだみたいで、実際に動いてる彼は往年のカッコ良さはどこへ?の別人のような巨漢になっていました。 声も最初は変わってないかなと思って聴いていたのですが、高音部分はフェイクでごまかしていてあきらかに昔のようには出てませんでした。 あまりの変わりように正直ショックを受けています。 いろいろ気になってその後の状況もネットで調べてみたのですが、現在はフォリナーを脱退し自身のバンドで活動しているようです。 一方、ミックジョーンズ率いる現在のフォリナーは元ハリケーンのケリー・ハンセン(と書いてますが僕はまったく知らないのですが、結構有名な人らしい)という新しいヴォーカリストとドラムにジェイソン・ボーナム(レッドツェッペリンのドラマー、故ジョン・ボーナムの息子なのでかろうじて名前くらいは知ってた)を迎えた新ラインナップで活動していて、何と来年には来日公演も決定しているそうなんですね。 ジャーニーのスティーヴ・ペリーと共にヴォーカリストとしては僕の最も好きな人なんですが、こういう絶叫型なのに豊かな高音を出すタイプの人は年とるとダメになっちゃうんでしょうかね? 声が出なくなるということはたぶん自分自身が一番良くわかっているから、この時の気持ちというのは・・・ 大成功は得たものの、ハードなツアーによる消耗、やがてバンド内で確執が起きる、そうしているうちに人気も下り坂・・・よくありがちな構図がこのフォリナーの場合にも当てはまりますが、病気のこともあり、深い絶望におそわれたこともあるのでしょう。 でもそれぞれ現在も活動しているということで、それだけでも安心しました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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